唯一無二の味 | pinocoのブログ

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巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
何があっても自分らしく生きる七転び八起きの精神でユーモアを忘れず生きています。

昨日もパタリと横になり

朝まで泥の様に眠った



今朝は9時過ぎに起きて

泥から這い上がるかのように

どうにか起き上がり



階段を降りていった



乳がんの治療の為に飲んでいる

アロマターゼ阻害薬の副作用であろう


起き抜けの関節の痛みは尋常ではない



ゆっくりゆっくりと身支度をしていく





今日は町内の「愛食まつり」だ


毎年ここに出店している

上川の山麓の四季さんのソーセージが食べたい



店主とは

30年程前にひょんな事から知り合った



今年は

店主は来ていないかもしれなくて

後継者が来ているかもしれない


来ているのが後継者だとしても

山麓の四季のソーセージが食べたい


と、のそのそと会場に向かった



ぼんやりし過ぎていて

近所なのに会場の場所を間違えるという

なんとも言えない自分のミステイクに


疲れているな。。。。と思ったが


無事に会場に辿り着き

一年ぶりの再会を果たした







この店主との出逢いはかれこれ30年程前のこと


20歳くらい。。。もう少しかな。。。23歳くらいの時に

友人が急きょ行けなくなったバイトのピンチヒッターになった



上川町に泊まり込みで一週間

選挙のウグイス嬢のバイトだ



朝、友人からの連絡を受け

すぐに荷物をまとめ

家に書き置きをして出かけた



一週間の泊まり込みのウグイス嬢のバイトは

とにかく楽しかった




この時は政治に全く興味はなく

候補者が当選して、あぁ良かったと思っただけだ



あぁ良かったと思っていたが

事務所にいた方が

負けたな。。。とかなんとか言っていて


えっ。。。という反応を示した自分に


「なんでもないよ

気にしないで良いからね」


と、声をかけてくれたのが

この店主だった



今思えば、派閥闘いに負けたのだろう


あれから30年たち


まさか自分がこんなに政治に興味を持つとは思ってもいなかった


そして何より



人との出逢いは

不思議な御縁で繋がっているものだと常々思っている




人は一人では生きられない

一人で生きているようで

誰かかれかの助けを受けて生きている



話しが飛ぶが


2015年から2016年にかけて

巨大子宮筋腫で入院手術をし、その手術のときの硬膜外麻酔で何かあったと思われ

その後何故か足を動かす事が困難になってしまった


病院の大人の事情で札幌の病院に入退院を繰り返し

ようやく旭川の病院に移れたときに

駆けつけてくれた友人知人たち


その中の一人が

この店主だったのも記憶に新しい



人は突然に何か大きな問題があった時に本音が出るし

本質が見えるもので



病気になった時は

てきめんだった


周りにいた方達の人となりが

はっきりくっきり浮き上がって見えた



もう病気になんてなりたくないが

このことは病気になって良かったなと思うことのひとつでもある




かなり話しが逸れてしまった


山麓の四季の店主と一年ぶりに再会し

積もり積もった話しが止まらない



人との再会がこんなに嬉しいものなのかと思わされる時間だった




帰宅して
早速ソーセージをいただいた

愛別産のなめこと一緒にいただく
上川の山麓の四季のソーセージ


美味しい🩷唯一無二の味だ