昔は素人が参加出来るTV番組は沢山あった
ねるとん紅鯨団は若い頃に流行った番組だが
ちゃんとオーディションもあり
北海道のオーディションでは100人近い申込みの中
出演決定の連絡が来た時に
母親の放った言葉は
「あんたなんかTVに出れるハズない
騙されているんだ」
という母親らしい一言だった
無事に放送されたことにより
騙されていないことを納得したのかどうかわからないが
それに対して
悪い事を言ったとの詫びは一切なかった
その後、探偵ナイトスクープに2度程採用され
どこに行くか何をするか知らされないまま
とにかく羽田まで飛んでくれと
TV局からの連絡を受け
荷物をまとめてその日の最終便の飛行機に乗ったり
と、なかなか出来ない体験をさせてもらった
これらの収録で
普段TVで観ている方の素を見る事になったが
とんねるずののりさんは
カメラが止まっている間とても静かな方だった
桂小枝さんは厳しい世界にいる方だな。。。
とだけ言っておこう
カンニング竹山さんは
良い人を絵に描いた様な方だった
スタッフにも素人の自分にも気を使い
常に一歩引いている
カメラが回るといつもの竹山さんだが
カメラが止まると良い人が全開になる
まだまだ若かった自分だが
本当にいい経験をさせてもらったと思う
自分はお笑いが大好きで
新宿末廣亭にも何度か行っている
特に落語が好きで
亡くなる直前の歌丸さんの落語を聴けた事に
本当に行って良かったと思っている
東京に行ったのは
編物検定の授賞式があった為だが
新宿末廣亭がメインの目的であったのは間違いない
昨日お墓参りに行き
久しぶりに亡くなった親戚のお姉ちゃんに会いに行ったが
亡くなったお姉ちゃんは吉本新喜劇が大好きだった
日々の目の前のことでいっぱいになっていて
いつの間にか
お笑いをみる事もなくなっていた
数日前
不意に吉本新喜劇のぢゃいこさんとお会いして
本当に少しお話しをする機会があったのだが
とても礼儀正しい方で
ぢゃいこさんのファンになった
ガンになっても
仕事へ行きながら家の事親のことをみる日々で
何もかもが余裕のない毎日を過ごしていたが
好きなお笑いをまたみたいと思わせてくれた
吉本新喜劇のぢゃいこさんとの出会いだった
ぢゃいこさん
ありがとう
今日もバカみたいに暑い
人としての生き方は
人を通して学んで行く