そんな日もある | pinocoのブログ

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巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
何があっても自分らしく生きる七転び八起きの精神でユーモアを忘れず生きています。

予約の時間より

一時間半過ぎて診察に呼ばれた


初めて会う医師は


「お待たせしました」


などという言葉はどこにもなく



高齢の母親に


「どうですか」


と一声かけて

母親の顔を見ようともしない




しばし様子をみていたが

これはだめだと自分が答える



テープ負けしている事を伝えると



「肌弱いんだっけ」


と言いながら母親の傷口を見るが


何も言わずにテープ剥がし始めた



そして

「これでいいから」


と、またパソコンに向かって黙っている




こりゃだめだ。。。。。

この医師は何か欠除している



痛み止めが無くなったので

その処方をお願いすると



「良いですよ」



とだけパソコンに向かって答える



はやくこの冷血漢から離れたい


処方箋をもらって

「ありがとうございました」


と医師の顔を覗き込む様に言ってみたが



全くこっちを向かないし

返事もない



初めて会う医師だったが

今日は術後の傷口を診てもらうだけ


もう二度と会うこともないだろう



次回からは

いつもの担当の医師だ


クワバラククワバラ。。。。



と子どもの頃に読んだ漫画のセリフを思い出しながら診察を出た





会計では

入っているはずの次回の予約が入っていないというので


また、外来へ行くと

入ってますよという



会計に戻っても

入っていないという


もう。。。。。



「いつもの科のいつもの医師の予約は退院時に入っていたのに

どうして入っていない事になっているのですか

今、外来でも入っていると言われて来ましたが。。。」


言うと


「○☓□△◯☓□。。。。。」


何やら言っているのだが

新しく入ったばかりなのだろうか


病院内の都合はどうでもいい




この会話を聞いていた他の事務員が


「あぁ、大丈夫ですよ。そのままで大丈夫ですから。」


と感じよく対応してくれる



どうやら


今日、術後に診てもらったのは心臓外科の医者だったらしい

母親がいつもかかっているのは循環器内科だ


循環器内科の予約はちゃんと入っている



事務員は事務的に

次の(心臓外科の)予約は入っていないですが大丈夫ですか?


と気を効かせたつもりで聞いてくれたが

それが混乱の元だった



手術をしたのは心臓外科だったのだが

母親の病気を診てもらっているのは循環器内科なのだ



今日、一緒にきて良かった


母親だけだと

顔も見ない初めての医師に

診察で痛み止めを欲しいと言えなかっただろうし


会計で予約が入っていないと言われ

その内容を聞けずに

パニクっただろう




そんなこんなでなんだか余計なエネルギーを使った


お昼を過ぎていたので

院内の食堂で何か食べて行くことにした


母親とざるそばを食べたが



運ばれたざる蕎麦には箸が付いてない。。。

すぐに店員さんが気付いて持ってきてくれた


まぁ、そんな事もあるだろう。。。と

ざる蕎麦を食べていたら


隣の席のおじさんの頼んだざる蕎麦に海苔が乗っているのを見てしまった



あれ。。。。。


こっちは乗ってない

病院のメニュー表の写真を見ると
海苔が乗っている


。。。。



今日はきっとそんな日なのだと思った

もう蕎麦は食べてしまったし

たいした問題ではないので
海苔が乗ってない事をお店の方に言うこともしなかったが


食堂の入口の見本にもしっかり海苔が乗っていたのを確認してきた


もう。。。。はやく帰って
休みたい

頭痛もしてきている





予約の時間を2時間近く遅れて呼んで
患者の顔も見ない返事もしない医者

2時間近く待たされて
おかしいと文句を言い出す母親

全体の流れを見れない事務員



なんか。。。。こっちは休みを取って来ているのに
決して体調が良いわけではないのに

なんだかやりきれない悲しい気持ちになった






唯一の癒やしがひとつあった


食堂で近くに座った小さな子供が

ニコニコとこちらを向いて笑ってくれていた事に
なんだかとても救われた



その子の両親は
無機質な感じの若い親だったが

ニコニコと癒やしの笑顔をこちらに向けてくれる
幼い子に

どうぞそのまま大きくなってね。。。


と、心の中でつぶやいた