3連休の2日目
父の趣味の畑で採れたスイカをいただきながら
昨日の同窓会を思い出す
高校を卒業してから
かれこれ30年以上経つ
正確にいうと34年だ
同窓会なんて、と思っていた自分が
今年90才になった恩師の誘いで
同窓生で構成される『倶楽部』にも入っている
その倶楽部は
政界に出ていた方、経営者等々
一般的に言われる『敷居が高い』会だが
なぜか自分がその中のメンバーの一人で
時々行われる会合に行っている
世の中の摩訶不思議のひとつである
同窓会は言ってしまえば
ただ同じ高校の卒業生というだけの繋がりだ
ただ同じ高校を出たというだけで
なんだか親近感が沸く
人間の心理というものは不思議なものだ
昨夜の同窓会には
同期は自分を含め14人参加したが
顔と名前が一致するのは数名で
普段から交流のあるのは一人で
そもそも在校中でも科が違うと全く交流なんかなかったので
34年経って見た目が変わってわからないのではなく
もともと顔を知らないのだ
もしくは見たことあるな.....くらいのレベルで
そんな状態で
同級生であるという事実での繋がりだけで
とても楽しい時間を過ごすことが出きるという
これまた摩訶不思議のひとつであろう
この夏に90才になった恩師も
お元気そうだ
同窓会あるあるだが
沢山の方の挨拶が山ほどある
こういう会の挨拶ほど.....なものはないと思っている
最初こそ真面目に聞いている(ふり)をしているが
乾杯の音頭の後は
もう挨拶など誰も聞いていない
挨拶はバックミュージック的なものに変化を遂げている
ずいぶん力一杯挨拶されている方がいて
その方のマイクが触っていないのにスタンドから落ちた
気合いで落ちたのかと思うと可笑しい
もちろん話している内容などは何も耳に入っては来るハズもない
来年は自分達の学年が当番期でこの同窓会を仕切るのだが
挨拶という名のバックミュージックと
料理はどうにかしたい
と思っているのは自分だけではないだろう
この景気が低迷する世の中で
普段の生活もカツカツなのに
8000円の会費を払って参加するのだ
改善出来る事はありそうだし
改善しないといけない
同期の皆で行った二次会のお店で
同期の一人が
不意にお店に置いてあるギターを手にしてポロンポロンと弾き始めた
彼は不思議な御縁としか言いようのない繋がりがある一人だ
(その事はまた別の機会にここに綴れたら良いなと思っている)
ギターに合わせて
一緒に口ずさんでいた.......ハズが.......いつの間にかめっちゃ歌っていた
友人の演奏が台無しだ

そんな面白エピソードも同級生だから起きるのだ(そうなのか?)
同級生達と解散して
友人の奥様のお迎えが来るまで
コンビニの前で自分たちが感じている人生の話しをして
なんだかとても心地良い時間を過ごした
奥様とも
久しぶりに逢う事が出き
高校の同窓会は
嬉し過ぎる日になった
心のチャージは満タンだが
ガンになって更に疲れやすくなっている
連休2日目の今日は
身体を休ませなきゃ──