乳がん術後347日
ホルモン療法313日目
5分続く不整脈と
眩暈の前兆とそれに伴う吐き気がある
ストレスのサインは身体を守りなさいよというメッセージだ
サイコーの雨模様の日
ふわふわと出勤のバスに揺られている
最寄りのバス停のひとつ前から乗り
ゆっくりと座っていく
最寄りのバス停から乗るより
50円ほど高くなるが(40円だったかな)
毎日片道約30分の小旅行は
少しでも身体に負担がかからないものが良い
窓の外をぼんやり見ていると一人の若い女性が走ってくる
運転手は見えていたのか見えていないのか
一瞬躊躇いながらもドアを締め発車しようとする
思わず
『乗る人います』
と後部座席から声をかける
バスの運転手は気づいていなかったらしい
すぐに感じ良く対応してくれた
あぁ、良かった
田舎のバスは便数が少ない
このバスに乗り遅れたら
次が来るまでしばらく時間があく
次のバス停で時間調整するくらいなのだ
ここでこの若い女性のために15秒程使っても良いではないか
さて、少し目を瞑ろう
今日は最小の力で働くぞ
あくびしているのはおたふくソースだ
穏やかな一日を