術後308日
ホルモン療法274日目
昨日、形成外科の教授の一言に大笑いして
仕事へ行き
あっという間の時間を過ごした
家に帰り
夜、どれどれと先週取った血液検査の結果を眺める
白血球は3000ぎりだ
赤血球も下がってる
その他諸々抵抗力が落ちている事がわかる
乳腺外科の笑わない女医が
『腫瘍マーカーが上がっていないから大丈夫』と言った通り、2種類の腫瘍マーカーは上がってはいないが
乳がんが発覚してから一度も腫瘍マーカーが上がることはなかったので油断できない
それにしてもどうして数年前から急に白血球の値が下がったのだろう
当時、会社の健康診断で体重が前年より8キロ落ちていて、
急に痩せたのだが
その同じタイミングで白血球の値の低さも指摘された
当時、働いていたところは
一日中立っている仕事で
一日中立って一日中喋って
同僚とは楽しく過ごしていたが
上司に対するストレスはかなりのものだった
家では親の事で奔走していたので
休む隙はどこにもなかった
具合が悪くて倒れた時だけ
ゆっくりと休む事が出来た
まぁそんな状態だったので
痩せるのも当たり前かと思っていたが
久しぶりに行った
歯医者の医師や
札幌の婦人科の医師に
ものすごく心配された記憶があるが
当時の掛かり付けの内科では
なんともないという診断を受けていたので
大丈夫だそうですよ
と答えていた
そういう過去があるので
医者を信用していないわけではないが
少し慎重になっている
でも、あまり気にするのも良くないし
普段はそんなことも忘れている
職場では自分が癌だということを知らない人も多いし
癌とわかっていても
『なんだか病気だっていうことを忘れて
なんでも頼んじゃうんだよね』
と、オーバーワークになったとき
自分の顔色が真っ青になっているのを見て
上司がそう言うのも度々ある
なんだかんだいって
病気を忘れるくらいの生活がありがたいのかもしれない
でもこの場所にはしっかり綴っていくし
自分の体調に敏感でいたい
穏やかな一日を