予約時間の10分前に受付を終わらせて
乳腺外科の外来の診察をまつ
いつものようにあっさりと呼ばれ
診察室に入る
自分『おはようございます』
医師『こんにちは』
笑わないアイドルみたいな女医とは
相変わらず最初から噛み合わない
きっと一日『こんにちは』で通しているのだろう
それならいっそ『Hello』の方がいいのではないかと思うが
そんなジョークは通用しなさそうなので口に出さずにいた
先週取った
採血の結果は
ガンの部分では問題無さそうだ
相変わらず白血球が低い
3ヶ月前にほんの少し上がって来ていて
体重も1キロ位増えたのもあり
これからどんどん体重も白血球も増えていくだけだと思っていたら
またガクンと落ちていた
3000は切っていないので
治療の範囲ではなさそうで
血液検査の結果の用紙にlowの文字が書かれてあるが、笑わないアイドルみたいな女医は
そこをいつものようにスルーする
ガンが見つかる2年ほど前から急に白血球の値が下がっているのだが
この大学病院にかかっているのは1年前からで
その時はすでに白血球3000辺りだったので
自分は『もともと白血球が低い人』というカテゴリーに入れられている
ここではガンを診てもらえたらいい
人に期待し過ぎたらいけない
腫瘍マーカーが上がっていないし
(乳がんが発覚した当初からずっと上がる事はないが)
ガンを診てもらえたらそれでいいのだ
笑わないアイドルみたいな女医に
バカみたいにこわかった先週に比べて体調は良く少し楽になっていることを伝え
笑わない女医は
『では次は8月、癌の一年目の検査ですね』
といい
可もなく不可もない乳腺外科の診察は終わった
さて、形成外科の外来へ向かおう