出逢い | pinocoのブログ

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巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
何があっても自分らしく生きる七転び八起きの精神でユーモアを忘れず生きています。

いつもの呼吸器科の
いつもの待ち合いで

ふとみた貼り紙に懐かしい名前を見つける

『木曜日の午後からの診察──
大学病院○○○助教』

昔、大学病院で母親がお世話になった医師だ

まだ若い彼女は医師としても人としても素晴らしかった


当時、母親の担当の医師は地位はあったが
なかなか母親の症状は良くならなかった

見立ては大丈夫なのかと心配になったが、医師を信じるしかなかった


当時、夜中の救急外来に何度も走った

その日も母親を連れて救急外来へいき
女医と出逢った
たまたまその女医が夜間救急の担当の日だったのだ



若いのに冷静で的確で
死にかけていた母親の症状を淡々と説明してくれた


母親はずっと大学病院にかかっていたのに
体調は良くならず、むしろ悪くなっていった

大学病院はチームで患者を診るが
当時の母親の担当医の見立てがどうやら違っていたらしく

母親はそのまま入院となり
もう生きて帰ってこれないのかと思った

入院中、その若い女医は、当時の母親の担当医に怒っていたのを母親が見たと当時言っていた


それからその女医が母親の担当医になって
入院や手術を何度かしたが
その先生がいると安心できた



先生が一度大学病院を辞めて海外へ行ってしまい、そこから母親の担当医師が変わってしまったが

数年前にまた大学病院に戻って来ている事を知った


もちろん今の医師にもとてもお世話になっているが
あの先生には本当に感謝してもしきれない

あのとき、救急外来があの医師でなければ
とっくに母親はこの世からいなくなっていたと思う


もう何年も前の事だがあの時の事を忘れる事はないだろう

その医師の名前がいつもの呼吸器科に掲げられている

名前を見かけただけなのに
昔の記憶が蘇る




いつもの呼吸器科でずっと自分が診て貰っている女医も素晴らしい医師で
7年前に婦人科の手術をした時の事も今も気にかけてくれている
昨年のガンの手術も大学病院の乳腺外科の医師よりも詳しく経過を記録してくれている
(そんな事はないのだろうが、それくらいしっかり患者と向き合ってくれている
呼吸器だけではなく全体に目を向けてくれている)

この女医も自分が信頼している医師の一人だ


呼吸器科
耳鼻科
歯科
皮膚科
婦人科
形成外科
治療院

それぞれに
信頼している先生たちがいる

このリストのなかに
乳腺外科の笑わないアイドル女医、内科の正義の味方のレンジャー医師もそのうち入るかな



入る事を願い
日々自分を高めていこう

なぜなら
素敵な人と出逢いたいなら

自分も素敵な人になることが最も近道だと思うから






人との出逢いは不思議なもので
こんなに沢山の人の中で、ただすれ違うだけの人もいれば
縁があって何度も出逢い関わる人もいる


どんな出逢いも無駄ではないといつも思う
嫌だなと思う事も
それはそれで何かの学びだと思う


嬉しいこともそうでない事も
生きていると日々色々あるが

そのなかで自分がどう思いどう行動するのか
神様という様な存在があるのであれば
その神様のテストみたいなモノが行われている気がする
(自分は無宗教です)


魂の卒業の日はいつなのだろうと時々ぼんやり考える




こないだビンゴでいただいたラーメン
野菜をたっぷり入れて美味しくいただいた




美味しいモノは正義だ

穏やかな夕刻を