今日は職場の健康診断の日
今の職場は今年の3月から勤めているので
ここでは初めての検診だ
まず駐車場を自分で探さないといけないのだが
検診会場の近くで良いパーキングを見つけられず
結局ちょっと歩くけれど、馴染みのパーキングのひとつに停める事にした
さて、ここからが問題で
まず検診会場をよくわかっていない
行ったらわかる的な説明は受けているし、
何となくあの辺りかなとは思っていたが
それは職場から考えた場合で
この少し離れたパーキングから無事に辿り着けるのだろうか
自分はびっくりするくらいの方向音痴で
カラオケボックスでトイレに行くと違う部屋に戻ろうとしたり
前の職場で働き始めたときは
職場の中で迷ってしまった事もある
そんな自分があと10分で検診会場に向かわなければいけないのに
いくべき方向が曖昧だ
とりあえず、まだ10分程あるので
おそらくそうだと思われる方向に歩き出す
全然ピンと来ない道だ
見知らぬ土地というわけではないが
『違う』というのはわかる
わからない場所に向かうのは心細い
自分の勘は怪しすぎるし
もう時間は迫っているので
検診会場近くのコンビニをスマホで検索してみる
方向は合っている
よし
無事に到着し検診を受ける事が出来た

ものすごい流れ作業の検診だった
今まで受けた検診の中でスピード的には一番の速さだっただろう
ベルトコンベアーに乗って流されていく
商品になった気分だった
こんなに毎日食っちゃ寝状態なのに
入院時より体重が減っている
やだ
これ以上痩せたくはない

視力検査も良くなかった

近視がまた進んでしまっている事がわかる
検診会場までぐるぐる歩いたおかげで
血圧は普通の人並みに上がってくれていた
よし、良いぞ

医師の診察は、本当に形だけのモノだったし
周りがざわざわした場所での聴力検査は初めてだった
世の中にはまだまだ自分の知らない世界があるのだと思った
無事に?検診を終わらせ
迷わず(無事に
)パーキングに戻った

ただの検診なのに
なんだかとても疲れてしまったが
久しぶりに社会の一員に戻った気がした
ところで
こんな日にこんな事を言うのもなんだが
会社の検診は意味があるのだろうか
前の会社の検診結果を眺めていると
明らかにある年から体重が減っていて
それと同時に白血球と血小板も減っている
その年からずっと痩せたままだし
白血球と血小板の値も低いままで
去年からかかっている内科の医師には
元々低い人だねと言われてしまっている
呼吸器科にも指摘されていたのに
『札幌で調べて貰って』
と言われていたし
年に一回受診の札幌の医師には
あれ······ちょっと気になる痩せかただ
と言われていたのだが、旭川の内科にもかかっているのでそれ以上の事は何も調べる事はなかった
どの医師にも伝えてあったのに
それぞれの対応はこんな感じで
あちこちかかっているのに
何だろう······この不協和音的な感覚は·····

もしかしたらあの時からガンが自分の中で根付いていたのだろうか
いつもどこか具合が悪くて
しょっちゅう病院へいくのに
どうしてガンを見つける事が出来なかったのだろう
老化現象でもあるのかな······
そんなに気にする事でもないか······
と、気楽に考えていた自分だったが
ずっと具合が悪いってやっぱり変な事だったのだ
しかし具合が悪いことに慣れてしまっているから
どのタイミングで調子が悪いと訴えればいいかも
もはやわからない······

検診に意味はあるのか····の話しに戻るが
ガンばかりでない
もう何年も前になるが
親戚のおじさんが
道端で倒れて亡くなった
職場の検診で『異常無し』と言われたばかりだったと聞いている
運と言えば運だろうし
たまたまだったかもしれない
検診で助かる事もある事はわかっているが
どうもこの検診のあり方に
違和感を覚えるのは自分だけだろうか
余談だが
今日停めたパーキングの近くにある
旭川市のロータリー
独自のルールがあって
慣れない方がここを通るとぐるぐるとずっと回っている
実際にそんな方を何人か知っているが
自分は道に迷うくせにこのロータリーの運転は大丈夫だ(今のところ
)

ロータリーをわざわざ避けて運転する人もいるようだが
こんなに便利な道はないと思う

ここ通る車を眺めるのも好き
