乳腺外科の外来④ | pinocoのブログ

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巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
何があっても自分らしく生きる七転び八起きの精神でユーモアを忘れず生きています。

ホルモン療法をやるにあたって

気になる事があった




まずホルモン療法とは何をするかというと



自分のガンは女性ホルモンを餌にしているタイプで

そのガンの餌になっている女性ホルモンを断つ治療の事だ




ホルモン療法は

閉経前と閉経後で治療が変わる




先週提案されたものは

アロマターゼ阻害剤


閉経後に用いるモノだった





ここでひとつ疑問があった

疑問というか

まさか何も調べないで治療を始めるんじゃないかという恐怖と言っても良いモノだった




自分は7年前に子宮を取っているが卵巣はある



閉経しているのかどうかは血液検査で見るしかない



自分の治療に疑問を持ったままではいけないので聞いてみたが


案の定

特に調べない、という返事が返ってきて




卵巣が残っている事と

わかる範囲での今までのホルモンの状態を言うと




子宮を取ったら閉経とみなして

特に調べないで治療をしているという





しかし

閉経前の状態で閉経後の治療をしたとして

効果はない




例えると

目が痛いと言っている人に

足の治療をしているような

(例えになっているのか·······)



水漏れしている屋根の

水漏れしている場所じゃないところを

修理しているような



そんな状態だ





見当違いな治療をした上に

ガンの餌であるホルモンは出っぱなしになるということで



恐すぎる



もう笑っていられない

どこに助けを求めたら良いのだろう·····


と、頭の中でぐるぐる考えていると




女医が

調べますか、と言ってきた




そして、来週、外来の前に血液検査をして来てと言うので




今日、帰りに血液を取り、来週結果を聞いても良いかと聞くと



笑わないアイドル女医は


あ、そうですねその方が良いですね



と、感じ良く答えた





この女医はあまり笑わないが

人はいい

マニュアル通りにやっていて

何か聞いても嫌な顔をすることもない



ただ

人間の身体は千差万別で

マニュアル通りではないことの方が多いということをわかっていない





自分の身は自分で守るしかない





余計な知識で頭でっかちな患者はいやだが

自分の病気や治療に対しての

ある程度の知識は必要だと思い知った




ガンになってネット等で調べる事はあえてしていなかった

女医の勧めで本を買ってそれを読むくらいだったが


もっと勉強して理解を深めると共に

とっちらけ医師達のうっかりに巻き添えにならないようにしていこうと



強く思った