ガンに餌を与えていた話しをしたが
それについて思うことは
その薬のせいとか
もっとこまめに検査をするべきだったとか
自分を含め
誰かや何かを憎んだりする気持ちはどこにもない
更年期は事実だからまだいいが
気のせいだとか
具合が悪いと思っているだけじゃないのとか
楽しいこと考えて頑張ろうよとか
周りの言葉にどれだけ嫌な思いをしただろう
原因不明の不調がガンのせいだとわかり
ホッとした
スッキリしたともいえる
不調な上
原因のわからないものに
モヤモヤしたし
無責任な周りの言葉がキツかった
でもガンになって
不思議と
気持ちは落ち着いていて
もちろん様々な不安はあるけれど
なぜか
心のなかは落ち着いている
7年前の闘病の時もそうだったが
心ない言葉をかける人
人の心に刃物を向けるような人は自然に離れていった
不思議だが
大きな病気をする度に心は整い
生きやすくなっている
病気になることも
人との出会いも不思議なものだが
今回のガンは自分にとって大きなギフトで
大切なモノを気付かせてくれているのかもしれない
キヨシローのLIVEをこんなにゆっくり観れることもそう
身体の一部を失ったし
これから10年、常にガンの再発を気にして生きなければいけないし
手術した傷口のところに謎の穴がぽっかり開いているし
右上腕の感覚がなくなって動かしにくいし
患部の痛みがあるし
でも、
愛鳥との時間が持てて
好きな音楽を楽しめて
好きな本を読めて
何よりも温かい声をかけてくれる大切な友人達がいる
仕事と親の介護
日々の生活に追われていたが
もしかしたらガンになった今の方が
人間らしく生きているのかもしれない
Cancer giftだな
休んでいる自分のところに
大丈夫?という顔で来る愛鳥♡
ダイジョウブダイジョウブ