治療の提案そして─── | pinocoのブログ

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巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
何があっても自分らしく生きる七転び八起きの精神でユーモアを忘れず生きています。

昨日、乳腺外科外来にかかり
病理の結果を聞いてきた
 
 
 
ガンの顔つきは悪くないのにリンパに転移していた
 
 
医師の説明を聞きながら
自分の中でぐるぐると考えていた
 
 
 
大人しいガンなのにどうしてリンパへ・・・・
 
 
見た目は良いのに性格が悪いってヤツか・・・・
 
鈍そうにみえて実はすばしっこいヤツか・・・
 
ぼーっとしているようで有能なヤツなのか・・・・・
 
イケメンで悪い奴はいっぱいいるって誰かが言ってたっけ・・・・
 
ぐるぐると考える
 
 
 
 
可愛いふりしてあの子わりとやるもんだねと―――♪
 
しまいにはこんな歌まで浮かんできた
 
 
 

病理検査を聞いている真面目な場面で

懐メロが出てくる人はどれくらいいるのだろう

 

 

 

 
自分が脳ミソぐるぐるの中
医師は淡々と説明を続ける
 

大切な話なのにまるで他人事のようにも感じる

 

上滑りしそうな状態だったので
自分に気合をいれて聞いていた
 
 
色々なものに(歌に(//∇//))かき消されないように
医師が話し終わるまでとにかく聞こう、と思い必死に聞いた
 
 
 
病理の結果の説明のあと
今後の治療についての提案があった
 
 
 
 
 
 
 
抗がん剤治療+ホルモン療法だ
 
 
 
 
 
 
術前の検査でホルモンに反応するタイプだと聞いていたのでホルモン治療はあると思っていたし
 
 
リンパに転移があった時点で想像はしていた抗がん剤治療に関しても、やはり・・・・という感じで聞いていた
 
 
 
抗がん剤治療については二通りあって、点滴でするものと服薬するものの説明を受けた
 
 
その他に
放射線治療に関しての提案もあったが、それはしなくてもいいかな・・・ということだった
 
 
 
ホルモン療法は10年間の服薬だそうだ
 
 
 

乳房再建のタイミングは、抗がん剤、放射線治療が終了してからとメモに書かれていて

 
 
それを目にした時に
再建を希望している自分にとって、抗がん剤をしないという選択はないのだな・・・・・とぼんやり思っていた
 
 
笑わないアイドル女医の説明はそのあとも続いていて
自分も淡々と聞いていた
 
 
 
説明は、医師が作ってくれたプリントを見ながらということもありとてもわかりやすかった
 
 
医師の説明を受け入れるしかないな・・・とぼんやり思いながら聞いていると
 
 
 
 
 

『仕事のことや副作用のこと等、ご自身で考えて············

抗がん剤をやらないということも有りです』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ( ゚ェ゚)
 
 
へっ
 
 
 
なんですと( ゚Д゚)
 
 
 
抗がん剤をやらないということも有りですと・・・( ゚ェ゚)
 
 
ここまでほぼ黙って医師の説明を聞いていたが、
今の言葉はすぐに確認したい
 
 
 
『抗がん剤をしない選択もできるってことですか?』
 

『もちろんです。決めるのは○○さんです』
 
 
 
 
 
 
 
驚いた・・・・・・
 
 
 
 
 
目に見えるガンを取り去っても、目に見えない微小のガンはどこかにいるかもしれないから
念のため、抗がん剤をして徹底的にガツンとやっつけましょう
 
 
 
 
今までの自分の経験から
そう言われるとばかり思っていた
 
 
でも
 
 
自分の体のこと、命に係わる問題なのだから
自分で決めるということは当たり前のことかもしれない
 
 
来週の外来までに考えて決めてくるようにといわれ
ぐるぐるとした状態で大学病院をあとにした
 
 
 
 
本を買ってみるのもいいとのことで
今さらながら一冊の本を購入した
 
 
 
自分の中ではもう決めているが
本当にそれで良いのかを
しっかり考えようと思っている
 
 
 
 
 
そういえば
ぐるぐるしてて忘れそうになっていた
 
病理の結果の説明の後に傷口もみてもらったが
そこでまたビックリすることがあったのだ
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