昨日、家から40分ほどの免許センターまで時間の余裕をたっぷりとって免許の更新にいってきた
センターに着いて、さて更新手続きをしようと思うが、すっかり忘れている
どこでどうして良いものかさっぱりわからない
しばしキョロキョロする
免許更新は初めてではない
5年毎に更新はしているが、5年もたてばたいていの事は忘れている
5年の間に変わっていることもある
しかも今までは混み合っている時間帯に行っていた為か、入口で誘導してくれる方がいて、なんだかわからないまま言われた通り動いていたのだ
わかるわけがないのだ
それでもよーくみてみると、壁面等に案内や説明が書いてあり、辿々しく受付を済まし、どうにか目の検査までこぎつけた
もうここまで来たら安心だ
あとは窓口の手続きと写真撮影を終わらせたら講習を受けられる
講習の時間までたっぷりある
余裕、よゆう
写真撮影時
前のおじいさんが何度も撮り直しをしている
しまいにはかけている眼鏡を外されている
免許更新の写真は一発勝負だと思っていたのだが、今時は数枚撮してより感じの良いものを採用してくれるようになったのだなぁ・・・良くなったものだなぁ・・・
とそのおじいさんの撮影の様子を見て、感心していた
いざ自分の番になり撮影に挑む
パシャリと1回シャッターを切られ・・・終わる
・・・・・・・・・
気を取り直して、講習の時間まで
あんパンを食べながら編み物をしよう
あれ・・・編み針が見つからない
今編んでいるショールの編み針が見当たらないのだ
同じ号数の編み針をたまたまもう1本持っていたので、それを使って編む
いつもの編み針はどこかに忘れたらしい
どこだろうと気になりながらも、ここにないのだから仕方ないと編み物を楽しむことにする
ど真ん中の最前列の席で30分しっかり講習を受ける
5年前と同じ独特の口調の女性の講習はベテランの風格ながらエンターテイメント性もあり、不謹慎ながら何かの舞台を見ているかのような気持ちになった
日々感じている、北海道のドライバーのスピードや運転マナーの事も話しがあり、うんうんと頷きながら聞いていた
ぎゅっと詰まった30分の駆け足講習で、皆、真面目に聞いているのか、はやすぎて何を話しているのかわからないのか・・・どちらかは定かではないが、一カ所ジョークを交えた話しがあったのだが、誰も声を出して笑うこともなく一番前の席で一人にやりとするが、ゆっくりニヤニヤしている場合ではない
話しはとっくに次の話題に進んでいる
ふとさっきのキリッとしたわんこのぬいぐるみを思い出して、僕もキリッと講習を聞こうと気を引き締める
正直、気を引き締めて聞かないと何を言っているのかよくわからなくなる
それくらいの速さで、舞台、いや、講習は進んでいく
大切なぴの