2年振りにマイコプラズマ気管支炎と診断された
数日前から激しい咳と息苦しさと胸の痛みが出ていた
迷わずいつもの呼吸器科へかかり、あっさりと診断を受けた
2年前─────
「僕、わからない」
この言葉が口癖の、リハビリ病院の医師の言葉通りの誤診で正確な診断が遅れたためか、体力がまだまだ低下していたためか、今より遥かに調子が悪かった記憶がある
3年前の大きな病気をきっかけに
手術前後からの自分の体力と免疫力が落ちていることの自覚と
病気を治すのは医者じゃなく、自分だということを学んだ
医者は神さまではなく人間だ
間違いもあるし感情的にもなる
医者は特別に偉いわけでもない
こんなことを言う自分は
医者を否定しているわけではない
命を繋いで貰い
お世話になっている医師達には感謝してもしきれない
今かかわっている医師たちは
医者として信頼出来
人として尊敬出来る方ばかりだ
ただ、術後の後遺症でのたらい回しや
面白おかしく手術の失敗を示唆する部外者がいたことも事実だ
人生は何事も勉強だということを
身をもって体験した
2年振りにマイコプラズマ気管支炎の診断を受け
そんな忘れていた事が走馬燈のように頭に駆け巡る
何度もこのブログで書いているが、
自分は嫌なことを忘れる天才だ
嫌だな・・・と思うことがあると眠くなり、
大抵の人がそうであるように
眠ったあとは大抵の嫌な事はどうでもいいことに変貌を遂げる
嫌だな・・・ということ自体を忘れてしまうのだ
この忘れる現象を「自己防衛力」
だと勝手に思っていたが
実は忘れてしまうわけではなく、脳の中で眠っているだけなのだそうだ
要するに自分の脳はフェードアウトが上手だということだ
なので、何かのきっかけでポンっと記憶が蘇るらしい
しかし、蘇ったからといってもそれらはやはり過去の事だ
それらとしっかり向き合い
それらと真剣に闘ったのだ
だから
もういいのだ
もう終わったことなのだ
むしろ────
今の自分を創ってくれた良い思い出だと言えるのではないか
注文の品物を編みながら
ぼんやりこんなことを思い出し
ぐるぐると考える
マイコプラズマ気管支炎からの
忘れかけていた懐かしい思い出