ぴのさんの様子が何だか変だ
昼から部屋を開けていた自分が、戻ったらいつもと違うぴのさんがいた
すぐにぴのさんをゲージから出すと震えている
寒かったんだ・・・
ぴのさんを抱き締める
鳴き方も何だかいつもと違う
半日ひとりぼっちも寂しかったね
抱き締めると間もなく震えが治まった
最近高い位置がお気に入りなのに、ヒーターは下の方につけてあった
ぴのさんが落ち着いてきたのを確認できたので、いったんぱちに預けてヒーターを上に移動させる
ヒーターを移動させてる間、しばらくぱちの上で大人しくしていたぴのさんが、
いつの間にかショルダーポーチに乗っかってきていた
まるでブランコだな・・・と思いながらも、ヒーターの移動を終わらせた
ぴのさんが脇に頭を突っ込んできてじっと動かない
「寂しかったよ・・・ひとりぼっちは嫌だよ───」
ぴのさんの心の声が聞こえてきた気がした
心細かったね、もう大丈夫だよ───
ちゃんとぴのさんのそばに居るからね
セキセイインコは寂しがり屋の甘えん坊
明日になったら元気いっぱいの『ぴの』さんに戻っていますように───