雨の朝
お腹の中のなにかがうにうにと嫌な音をたてて潜んでいる
鈍い痛みを感じていると、病気が発症する少し前の去年のこの時期に気持ちがリンクする
なんとなく心細くてたまらない
そんな時、入院中に仲良くなったあの方から
『どうしてる?』
と、連絡をもらい、スーッと涙が流れ出す
窓の外は雨がざんざん降っている
涙がスーッと浄化してくれる
今朝はそんなこんなで出遅れたが、編み物検定の勉強をしにいつもの図書館にやってきた
雨降りだからだろうか?勉強部屋は誰もいない
集中する時間が与えられた──