2016/8/15 子宮全摘術後の闘い㊷―白い巨塔 | pinocoのブログ

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2015年巨大子宮筋腫のために

子宮全摘術後を行ったその後の記録です

 

 

 

2016年8月15日に書いたモノです

 

 

 

 

2016年8月15日(月)──旭川での入院14日目


今日の夕方、担当の医師との面談があった



まず、

「この病院での入院はどうでしたか?」

ときかれる

リハビリしてもらって杖と平行棒を使ってだけれど少しずつ歩けるようになってきて嬉しいということと、
まだまだ自立歩行ができていないこと、
動く時間に比例して下肢の痛みが増強するということが退院にあたって不安だということをいった


先生は、入院中のレントゲン写真と心電図、外来で受けた血液検査の結果をみて、特に異常はないことをいう


そして、これから通院でかかるリハビリの病院の神経の先生は男の先生と女の先生が居るけれど、どっちが良い?ときいてきた


この辺りで、ちょっと変だぞと思い、神経はここで引き続きみてもらえるのじゃないのかと聞いてみた


先生は

「うちは札幌の病院から、リハビリをしてほしいと頼まれただけですから・・・・それは札幌の婦人科の先生に言ってください」




白い巨塔だ・・・と思った




札幌の病院で、もうなにもできないといわれてこの歩けない状態になった・・・だからここに繋げてもらったのに



そういえば神経の検査は外来でMRIを撮っただけだったなと・・・
なんとなく変だなとは思ってはいたけれど、そういうことだったのだ


力がぬけた








どうにか気持ちと頭の整理をする




札幌の病院の紹介の仕方には色々思うところはあるけれど、この旭川の病院での受け入れ方、ここでの入院は本当に安心できる入院だった


希望していた、旭川の病院でまず入院してリハビリをし、それから通院で通えるリハビリの病院へつなげてもらえたこと


そこは希望通り、ここの先生はしてくれた

札幌の病院ではそれは旭川でも無理だと思うと言われてきた


だから、ここはこれで充分


そして、

神経の損傷によるものはこれから先元通りになるとは言えない
痛みにもうまくつきあっていく事しかないと思う
こういう歩行困難な状態になっていることは有り得る事だ
と言ってくれたこの旭川の医師の言葉が本当に嬉しかった


札幌の病院の「お役にたてませんで」の神経の医師は、
神経の損傷による下肢の感覚の弱さはわかるけれど、歩けない事はわからない、
しまいには私は治るって信じてるから
、と有り得ない適当ないい加減な事をいい、
リハビリはもう発症から8ヶ月たってるからできません。病名もつけれません。と言ってのけた



それと比べたら、リハビリができる今の状態がどんな進歩だろう





札幌の病院は何かを隠しているのだろうか

9ヶ月前の手術で何かがあったのだろうか




そういうことを嫌でも思わずにいられない状況が続く



札幌の病院の婦人科O先生が今まで発した言葉のなかで引っかかるフレーズがある



要所要所でO先生がいった言葉は

「麻酔科が今は麻酔のせいじゃないって言っていても、後々やっぱり麻酔のせいだったねっていうことがあるから
変だと思ったら言い続けるのは大事なことです」



「この入院は善意での入院です」



「正直、開示は面倒くさい」


「まだまだこれからも逢えるんだから」


それぞれの言葉の背景の様子はこのブログで今まで書いてきたことだ



まるで白い巨塔だなぁ・・・