2016/5/8 喘息 | pinocoのブログ

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巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
何があっても自分らしく生きる七転び八起きの精神でユーモアを忘れず生きています。

 

 

 

 

2016年5月8日に書いた

 

喘息についてのブログです

 

 

 

 



昨年の6月に酷い咳が続いて肋骨を骨折した



よくある話ではある


しかし自分の身に起こるなんてさらさら思っても居なかった


病院嫌い、薬もきらいな自分は咳が出ていても熱が出ていても、そのうち治る・・・・のいつもの調子で毎日を過ごしていた

服作りの講師だった自分は、咳で講習すら出来なくなり、生徒さんに気をつかわせ、もう一つの仕事だった今の仕事でも咳き込みながら子供たちと戯れていた


編み物検定の勉強をしようと行った静かな図書館でも激しく咳き込んでしまい、周りへの迷惑を考え、とうとう病院へいこうと決心した


水曜日の午後だった・・・・・


旭川の呼吸器系の病院は、午後休診が以外と多く、どこが良いかもわからなかったのでネットで調べて、居た場所から一番近い新しめの「Tクリニック」が開いていたのでいってみた



咳き込んで居る自分をみて先生は

「酷い咳だな・・・・とりあえず止めましょう」


レントゲンと血液検査と吸入をしたものの何をやっても酷い咳


吸入中の咳ははっきりいって死んじゃうんじゃないかっていうくらい苦しくって、途中ドクターストップがかかり
「ちょっと点滴しましょうか・・・」



点滴で一時は治まったものの、またすぐに酷い咳が出てしまう





そんなことを繰り返すこと約一ヶ月───


原因は不明のままだった








その日も咳が苦しくて朝からTクリニックへ足を運んだ

待合室で激しく咳き込み、一瞬、左胸から左脇に走る鋭い痛みを感じた



先生にこのことを訴えても、「それだけ咳き込んでたら気管支痛いですよね・・・・」と・・



「いや、気管支じゃなくて、胸を横に走る痛みがあるんですが」

と訴えても聞く耳持たずの様子で、こりゃダメだと思い、激痛が走ることを今度は看護師に言ってみた


看護師も先生と同じことを答える・・・・



骨折経験のない自分はこの痛みが骨折だという確信が持てなかったことと、本当に咳き込みがひどかったらこんなに胸が痛むものなのかもしれないと自分に言い聞かせて、いつもの整骨院に向かった



いつもの先生が背中を触った瞬間、激痛───



骨折を確信した瞬間だった



しかし、自分の口だけでは伝わらないことがさっきの対応で痛感していたので整骨院の先生の力をかりることにした

さっき行った病院へ電話をかけ、整骨院でも胸の痛みが異常だと言われ、骨折している可能性があると言われたことを伝えると、看護師は、「咳で骨折って言うのもありますからね・・・」と、呑気な返事──


「で・・・??」痛みの中、苛立ちを覚える


時間が経つにつれ痛みは増してきていて咳がまたそこに追い打ちをかける



「さっきそちらの病院内で咳をした瞬間にこの痛みが走って、って言うことをどこかの整形かかって、言っても良いでしょうか?」



そう言うのが精いっぱいだった




そこまでいうと電話の向こうの看護師は、医師に確認した様子で
「うちでもレントゲンが撮れますので、いらしてくさだい」


もう夕方になっていたけれど痛みをこらえて家から車で20分ほどのTクリニックへ向かった

診察室で先生が胸を触診し、ただ押さえてもどこも痛くはなかった
体を捻られて、激痛がはしる───

その様子を見た先生が「うっ?」と言った記憶が残っている


その後レントゲンを撮って、そこに白い線が一本あったことはいうまでもない


再び診察室で先生が一等最初に放った言葉は


「痛かったですね、折れてます」



だから朝からずっと言っていたじゃん。。。。

 


やっと伝わったとほっとした記憶がある







余談だが
止まらない咳の原因は何でしょうとの問いに、
Tクリニックの先生は
────「何だろうね??」と答えた


こっちのセリフだ・・・・


病院はきらいだ


しかし、喘息との闘いはここから始まっていたのである