2015年10月7日に書いたモノです
笑える日常のブログです
今日も空は壮大に拡がっている
すっきりと晴れわたった空の下にいるといつも何故だか眠くなる
通院の付き添いで連日の駐車場の順番待ち
何を言っても車の列が短くなるわけでもなく、早く入れるわけでもない
空を見上げて、
ああ、きれいだなぁ 平和だなぁ ・・・・・
と、現実と眠りの世界の狭間の意識の中、ぼんやりあのカレーパンのことを考えていた
職場の休憩室にはジュースの自販機の他にパンとスナック菓子の自販機もある
いつも甘いアイテムばかりで少々うんざり感もあった
そんなある日、これがそこに現れた
素晴らしいセレクトだ!
カレーパンなんて気が利いてる。これをここに入れた方はとってもデキる方だなぁと感動しつつ一日の仕事を終えた自分は早速それを購入し、食してみた
一口目・・・・・あれ?甘い
二口目・・・・・あれれ?カレー???
三口目・・・・・うーーーーーん????カレーパン?????
少々パニくりながら食べ進めていた
半分を食べ終わった時点で少し胸のむかつきを覚え、残りのこれをどうしようか考えた
残して持ち帰っても絶対食べない自信はある
はっきり言って口に合わない
カレーパンが口に合わないなんてそうそうあるもんじゃない
これはカレーパンではなく、カレー風味のあんパンではないか
ぐるぐるとそんなことを考えていた
そうだ、そう思えば食せるかも・・・・・
しかし、最後の一口がどうしても口にすることができない
自分は食べ物を捨てることが得意ではない
小さい頃から口に合わない物は飲み込んでいた
だが・・・・・これはもう・・・・・頑張れない・・・・・
カレー風味あんこを体は受け入れなかった
ごめんなさい・・・・・と心でつぶやき、ごみ箱へ・・・・・
恐るべしカレーパン
いや、カレー風味のあんパンか・・・・・
後日その自販機にはカレーパンの姿はなくなっていた
安心したような、がっかりしたような気分だった
そんなカレーパンを忘れかけたころ、それは現れた
この話を楽しそうに聞いてくれた友人に是非とも食してもらおうと購入した
3つ4つまとめて購入しようと思っていたら、カレーパンは1個しかなく、その後ろには王道のあんパンがスタンバっていた
売れ行きが好調だったのか、どこかに残っていたものを入れたのかよくわからないのだが、そのときは1個だけだった
数日後、それを食したと友人から報告があった
パンがしっとりしていて美味しい・・・・・
・・・・・・・・いやいや、パンの部分はどうでもいい
カレー部分は飲み込めたよ・・・わりと美味しくいただいたよ・・・・
・・・・・・・・えっ???
おかしい・・・変だ・・・・
友人は職場の4人で分け合って食したそうだ
四分の一だったら飲み込めるかも
しかも世界一まずいカレーパンだよといいだけ言っていたものだから、そう思って食してみたら以外とイケたらしい
何事も気の持ちようなのか?
人生勉強になった気がした
しかしあれを丸々1個完食することが出来るのだろうか
よく考えてみたら、自分も途中までは飲み込むことが出来ていたのだ
一口一口どんどん飲み込むことがキツくなり、最後の一口はごめんなさいをしたのだ
そうだ、一人1個食べてもらわなきゃ
今度いつあのカレーパンが現れるのだろう
自分がまとめて購入することで人気商品と言われるのだろうか
ぐるぐると考える・・・・・・・