行きつけのバーで、
1人で来ていた女性と
話す機会がありました。
三十路そこそこで
税の関係のお仕事を
しているとかで。
私が子供と主人を
寝かしつけて(笑)来ている
というと、
「お子さん
いらっしゃるんですね、
いいなぁ」
と言われて、
「失礼だけど、ご結婚は?」
と聞くと、しているとの事。
『私、子供ができない体で…』
と続きます。
そうかー…
私も不妊治療した事あるから、
お気持ちわかります
今は吹っ切れたけど(笑)
と笑顔で伝えると、
「私もなんです。不妊治療、
2度人工授精しました」
2度….、か。
そう、それで諦めたの?
と聞くと、
『家計はほぼ私が担ってるので
先立つ物も無くて。』
あ、そこか!
ま、それぞれの
事情があるからね。
「でも、ちょっと諦めるのは
早いのかもしれないかも。
お若いしチャンス
あるんじゃないかな」
と励ましたつもりで( ^ω^ )
『まだチャンスありますかねー
2度は少ないですかねー』
…おや?
さっき、
子供ができない体
と言ってなかったっけ?
「え?てことは、
チャンスがあれば、
まだ妊娠出来る体なの?」
と聞き返すと、
『ステップアップは
したくないかなーと思って』
待て!
不妊治療失敗しただけで、
できないと判断された訳でなく、
出来る可能性
あるんかーい(笑)!!
それは、
「子供ができない体」
ではないぞ(⌒-⌒; )
で、
「じゃあ、普通に、ご主人と
こまめに営んだらいいじゃん♡」
というと、
『いや、私達、そういう
生々しい事はしないんです』
え??
も、もう一回聞こう。。
「それって、ご主人と
全くしない、って事?」
『はい、一度も。』
マジかよ
( ̄▽ ̄;)!!
「それで、人工授精で
子供を授かりたかったの?」
『そうなんです。
私、それでも子供ほしくて。
うち生々しい行為はしないので、
人工授精なら、と思って』
おおおお、
すごいーーーー!!!!
こんなご夫婦、いるんだ!!!
聞くところによると、
ご主人は、
公務員をお辞めになって、
芸術の道を歩んでいるらしく、
芸術肌ゆえに、
お互い高尚な世界観で
生活している
との事
…ツッコミどころが多すぎて
何をツッコんでいいか分からず
「これは仮の話だけど、
そのご主人ともうその行為が
できないなら、
ほかの人となら充分妊娠の可能性
あるかもしれないよね」
と可能性の仮説をいうと、
『私は彼とは運命的で、
こんな世界観の人もう出会えない、
と思って結婚してるんですけど、
…もしかすると間違ってるかも
しれない…』
と言い出して!!!
ちょ、ちょ、ちょっと、
そーゆー話ではないよ!!!
仮の話、って事だからね!!
と即座に打ち消すと、
『実は、主人、芸術家なんですが、
全くお金にならなくて。
その作品は私が見ても中途半端で
全く売れる気がしないものばかり。
しかも自分で売り込んだりせず、
勝手に世間が騒いでくれるのを
ただただ待ってるタイプで。
作品をSNSに上げて、
勝手に「バズる」のを待ってる
というか
でも、バズりそうではないんです!
この間も
“あんたのやってる事は
お金を生まない!”
って正直に言ってやったんですよ。
そうしたら、布団に入って
泣いて出て来ませんでした』
…貯まってたんでしょうか、
ご主人への不満が(^_^;)
もの凄い勢いで
話してくれました。
ただ、
私はちょっと芸能の仕事を
しているから
そういう、
文化、芸術、芸能を
志している人に、
「あなたは生産性がない」
「あなたはお金を生まない」
「あなたの作品は誰も良いと思わない」
「いつ売れるの?」
などとは、
言って欲しくなかったなー
と思ってるんです(^_^;)
ほんと、結果の出にくい、
お金にならない事多いですもん
ましてや、
それが良くて結婚した
奥さんだったら、
わかって結婚してくれたんじゃ
ないのー?ってなっちゃう(^^;;
総括すると、
子供ができない体
と思ったのは、
ご主人とは営みを一切しないので、
チャレンジした人工授精2回で
子供ができなかったから。
そんなご主人とは運命的で、
惚れ込んだ世界観で結婚したのに、
芸術をなめている事で
お金を生まないご主人に
不満炸裂している
とのお話でした( ̄▽ ̄;)
ツッコミどころ満載(笑)
だけど夫婦の形はそれぞれ。
こんなご夫婦もいるんだ、
と、とても驚きましたが、
どんな形であれ、
幸せになってほしい( ^ω^ )
そして、
まだまだ私の知らない世界は
いっぱいあるんだなぁーと思って
帰りました。
…帰って、
我が子とパパが、
ピターっとひっついて
変な格好で寝てる姿を見て、
なんだか、
私の生活って、
平凡なんだなぁー
と感じました。
さっき聞いたドラマチックな事も
日々ないし
至って状況も普通。
まぁね、
これからどんな風になるか
分からないけど(笑)、
ただ我が子の寝顔が
毎日ここにあって、
平凡で普通なのが
今の私には1番の
消しゴム
なんだな、と思いました( ^ω^ )
何があっても、
何をきいても、
あとは残るけど、
だいたいは消してくれる、
消しゴムみたいな存在(^ ^)
そんなリセット出来る存在が
今ここにいる事の感謝と、
バーであったあの女性、
これからたくさん
幸せになりますように!
の祈念を、
心を込めて(^_^)
