長く釣りをしていると数多くのロッドを使ったり触ったりする機会があり、仕事柄もあって、企画段階からロッドを触れるチャンスがありました。
釣具店アルバイト時代、バストーナメンター時代、メーカー勤務時代と多くの視点からロッドを見ることができ、クオリティと値段のカラクリなど裏事情もそれなり理解しています😂
そしてちょっとしたキッカケから、SQUIDMANIAのライトゲームブランド｢SALTYBRAVE｣ロッドに携わることができ、生産メーカーと密接に作り上げた最先端モデルを体感することができました。
SQUIDMANIAのロッドの特徴として、最先端の技術やカーボン、ガイドなどのマテリアルを惜しみなく使い、利益率を下げてでも強く粘るように作り上げています。
最先端ということは、まだ製造メーカーですら自社アイテムに採用していないマテリアルを先行して取り入れているため、言わばチャレンジでもあり、時には｢やり過ぎでは…｣とオーバー感のあるスペックになることも。
ただ間違いなく言えるのは、海外生産の利益率を求めたロッドとは一線を画していること。
少し触っただけでは分からないかもしれませんが、使い込むほど真価が分かるもので、
例えば…
⭕️使用数ヶ月～数年後の耐久性。
→初めは良かったけど1年後にあっさり折れた。
⭕️オーバースペックへの対応力
→ライトゲーム用ロッド使用時、シーバスがボイルしだしたので少し重めミノーを投げたら折れた。
⭕️想定外のターゲットのヒットへの粘り強さ
→エギングロッド使用時にデカイ根魚がヒットし、ロッドが負けてあっけなく巻かれてラインブレイク。
などと、コンセプトの想定外の使用時に、こういったトラブルをクリアできるのがSQUIDMANIAロッド。特に大型のターゲットを掛けた時に、寄せてくるパワーが段違い。大きく差が分かることになります。
これらはスクマニロッドを使い込んでる方々には良く分かってもらえるだろうことで、それこそが人気の理由のひとつになっています。
そんなSQUIDMANIA(SALTYBRAVE)ロッドの中でも、僕自身が特に素晴らしい、もしくは自分のスタイルに合っていると感じるロッドが数本ありました。
そのひとつは、エギングロッドである｢神風｣。
エギング用としての使用はもちろんながら、フロートリグとの相性がすこぶるいいということ。神風はスクマニのエギングロッドとしてはソフトな部類なんですが、このテーパーがライトゲームにマッチしていました。
ちなみに自分のスタイルとして、基本的にはしなやかなタイプのテーパーを好んで使用しています。その理由として、
しなやかなロッドのメリットが…
1️⃣魚のショートバイトを弾きにくい。
2️⃣魚が必要以上に暴れにくくバラしにくい。
3️⃣オーバースペックなウエイト、使用でも破損しにくい。
対してデメリットは(張りの強いロッドと比べて)…
1️⃣操作性が落ちる。
2️⃣感度が出にくい。
メリットデメリットがある中でも、元バストーナメンターの経験から、｢1日1回のバイトを確実に獲る｣という意識があるために、
テクニックではカバーしきれない部分を道具で補ってくれる、｢しなやかなであること｣のメリットを自然と選ぶようになりました。
そして｢神風｣のしなやかなティップ～ベリーは接地感度だけでなく、水流といった水圧を感じやすく、これはライトゲーム用として可能性があると。
そういった経緯でライトゲーム用として神風を改良してもらったのがSALTYBRAVE·BladeSensor711ML。
ですが、711MLは即完売で市場から一瞬で消えてしまったため、もし手持ちの分が折れたりしたらどうしようと笑。
心配した末にレベロクでつくっちゃったのが…
BladeSensor711M"海峡Drive"
このロッドがないと自分の釣りが成立しないため思いきってつくっちゃいました😂
もともとエギングロッド設計である711MLですら汎用性が強かったのですが、海峡Driveはバット部を強化し、さらに汎用性を向上。
※ほかテーパーはほぼ711MLと同様です。
最近では、メバルアジのみのライトゲームだけでなく、ライトゲームタックルで色んなほかのターゲットも楽しみたいという、"その先"のライトゲームも視野に入れているため、汎用性の向上は必要不可欠。
アジメバルだけでなく、エギング、チニング、ワインド、シーバス、フラットフィッシュなど…この1本で全て狙ってしまいたい。
それを可能にしてしまうのがSQUIDMANIAロッド。
お気に入りのロッドで長く色んな魚と遊びたい。そんな1本です。
販売はレベロクSHOP「Junkfish」、レベロクSHOPメルカリ店、または一部の小売店さまとなります。
【レベロクSHOPJunkfish】
https://level6.thebase.in/
【レベロクSHOPメルカリ店】 @mercarishops で販売中！
https://mercariapp.page.link/V48CJQG86GNLnzph9
⭐️下記ショップ商品紹介より抜粋⭐️
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ライトゲームのその先へ！
｢フロートリグ＆マルチロッド｣
SALTYBRAVE BladeSensor711M "海峡Drive"
「ハイエンドマルチターゲットロッド」であるBladeSensor711MLをベースにレベロクチューン！
しなやかなティップ〜ベリー部はそのままに、 バット部をさらに強化！20g前後までのフロートリグに対応し、さらにメバル·アジだけでなくミドルターゲットまでより粘り強くアプローチ可能になりました。
⭕️テーパー
一番のコダワリはしなやかなティップ部分。
反響感度のみを求めるならティップまで張りを持たせることでクリアできますが、それでは潮に入った抜けたといった水流·水圧への感度が落ちることが現実。
暗闇にフルキャストし潮流を探る。
一見何もないオープンウォーターからヒットゾーンをサーチするには水圧を感じられるソフトティップが不可欠。
⭕️BORON
次のコダワリがグリップ周りにコンポジットされたBORON繊維。金属的な反響はソフトなティップにより吸収されがちな感度を明確に手元に導きます。
非常にコストがかかるBORONですが、1度この反響感度を理解すると、BORONなしでは物足りなくなるため採用しました。
⭕️ブランクス
振っただけでは少し柔らかく感じますが、4軸·T1100Gブランクスの｢曲がるけど戻る｣反する要素を高次元でクリア。
キャストフィールやフッキングの際にはしっかりとした反発力が得られ、かつ曲がるためバレにくい。ハイエンドモデルはそこが違う！
8ftに届かない全長ですが、ありがちなグリップが長いだけのロングロッドとは違い、グリップが適度にショートなため、キャスト時に有効なレングスは8ftクラスといえます。
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20g前後クラスまでのフロートリグも守備範囲ですが、"戻るけど曲がる"ブランクス性能により、3～15gといった幅広いフロートも相性ピッタリ。
しなやかなティップにより大型狙いでなくとも、バラシにくく幅広いターゲットサイズに有効です。
フロートリグ以外のマルチパーパスに使用可能。
1g～およそ20gぐらいまでが適合範囲。
⭕️気持ち良く使えるセッティングをご紹介
【使用例】
○2.5号～3号でのエギング。
→ベースになった711MLは元々エギングロッドである｢神風｣チューニングしたモデルのため、当然ながら海峡Driveもエギングにも対応しています。
○10g前後までのジグヘッド+ワームでのワインド。
○3～10gフリーリグでのチニング。
○3～15gでのチョイ投げキスゲーム。
○5～10cm程度のルアーを使用したシーバスプラッギング。
○20gまでのジグを使用した小型青物ライトショアジギング。
など、幅広いターゲットを狙えるバーサタイル性能も兼ね備え、この1本があればライトゲームの1歩先まで対応可能！
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