ディスカウント理論 展開編 導入 ~その八~
皆さんこんにちは。前回からディスカウント理論 展開編 導入 ~その八~ のメインタイトルとブログのタイトル、今日は「成長モデルとしてのディスカウントを考える」を入れ替えて書いています
よくTAはネガティブモデルだといわれます。なぜならTAの創始エリック・バーンは精神科医であり、TAはそのための治療モデルだったからと考えられます。つまり「治療すべき悪いところがあるので治しましょう」という考えに基づいていると思います。それが日本において、交流分析と名を与えられコミュニケーションや教育、企業研修などで幅広く用いられるようになりました。又ストロークという言葉などは、交流分析を離れ、もはやコミュニケーション講座などでは共通言語となっています。
そこで今日は、ネガティブもネガティブであるディスカウントという言葉をポジティブリフレームしてディスカウントマトリックスを一種の「成長モデル」として考えてみたらどうだろうかという話です。
通常の成長モデルは、何かを獲得することや可能にしていくことを「成長」と捉えていますがディスカウントマトリックスの場合は何か自分自身の成長を阻害することをしなくなることを「成長」と捉えてみてはどうでしょう、少しはポジティブな感じがしませんか?
つまり、我々は、生きている以上なんらかのディスカウントをしているという前提から、それに気づきすこしでもディスカウントすることがなしなればそれはある種の「成長」としてとらえることができないかということです。
では、ディスカウントにおける成長の段階とは何かとディスカウントマトリックスをじっと見て考えてみるとT1~T6のトリートメントに相当するような気がします。
T1~T6のトリートメント
T1 刺激
T2 刺激の重要性 問題の存在
T3 刺激の変化の可能性 問題の重要性 代替案
T4 異なった反応をする個人の能力 問題の解決の可能性
代替案の重要性
T5 問題解決をする個人の能力 代替案の実行の可能性
T6 代替案に基づいて行動する個人の能力
ここで言葉を成長モデルっぽく変換してみましょう!
T1 私は気づいたことを無視しません
T2 私は気付いたことの意味を考えることができます
T3 私は気付いたことが何をもたらすか、
考えることができます
T4 私は気付いたことが、私(我々)にとってより良い結果を
もたらす為のことを考えられます
T5 私はより良い結果をもたらすいくつかの行動をとることができます。
T6 私は1つのプランが不可能だとしても別のプランで行動する
ことができます。
これを見るとトリートメントが気づきのレベルから行動レベルへ、知覚・感覚から思考そして行動面へと変化しています。つまり最終的には行動的に何かを可能にしていく「成長」段階を示しているといえないでしょうか?
ただしT1~T6のトリートメントの言葉の変換は私の感覚なので検討の余地は大いにあると思います。
又、もっと集約するならディスカウントのレベルでもこの作業は可能かと思われます。レベルというくらいなので段階です。
さて、だいぶ縦糸と横糸のネタが集まってきたような気がします、どう紡いでいくが楽しみです。
今日はここまで、ありがとうございます。