さて、今日は、③問題発見から、問題解決なのか解決構築なのか?再決断療法とSFAとの親和性とアプローチの研究についての導入として、TA(交流分析) と SFA (Solution Focused Approach;ソリューションフォーカストアプローチ)の中心概念の比較検討をしてみます。
まずはおなじみTA から
TA の哲学
・人は誰でもOKである
・誰もが考える能力を持つ
(但し、脳に器質的疾患がない限り)
・人は自分の運命を決め、
そしてその決定は自ら変えることができる
もはや説明は不要かと…(ディスカウントですが)
次にSFAです。
中心哲学--三つのルール
・うまくいっているのなら、変えようとするな。
・もし一度やって、うまくいったのなら、またそれをせよ。
・もしうまくいっていないのであれば、違うことをせよ。
「なんだ、普通じゃん」という声が聞こえてきそうですね。しかし人間、意外とこれらができていないときが多いようです。
うまくいっているのに余計なことをして失敗する「ほら言ったでしょ、余計なことして!」⇒うまくいっているのなら、変えようとするな
さっきやった通りやればうまくいくのにわざわざ別のことをする「何でさっきできたのにできないの!」⇒もし一度やってうまくいったのなら、またそれをせよ。
さっきから同じことで失敗しているのに…「どうしてうまくいかないのにその方法にこだわるの」⇒もしうまくいっていないのであれば、違うことをせよ。
ものごとをシンプルに考えるとここに行き着くのかもしれませんね、しかもこの3つの中心哲学に従っていないときはディスカウントが起っているようです。この点は又別の機会に掘り下げてみましょう
両者とも「哲学」という言葉を使っていますが少々意味合いは違うようです。
TA に関して言えば「人間の在り様」に焦点が当たっています。SFAに関して言えば解決への道程の原則です。なのでルールという言葉を使っているのでしょう。
どちらかと言えばTA の哲学に対応するのはSFAの「発想の前提」かもしれません。
次回はSFAの「発想の前提」と比較してみましょう。