今日は一人で映画館に足を運んだ
館内はまあまあの入りだが年配者が多い
PCで調べた時間より早く始まっていた
映画の券は二枚もらっていた
私は大の映画ファンだがマーキーはそれほどでもない
だから二枚もらったら一度見て良かったらもう一度同じものを
見に行く
じゅんがいた頃は洋画だと一緒に行っていたが邦画はいつも
一人
もう映画だけは今からは一人で行くと決めている
それが付き合っていた頃は私が映画が好きなので一緒に
喜んで行ってたのに家庭を持ったら行きたがらずどうやらあまり
好まないらしい
みに行ったのは「バルトの楽園」
ぼんやりとこの話は聞いたことがあったがその楽園が
どこにあるのかはっきり知らなかった
第一次大戦で中国の「青島」のドイツ軍を日本軍が破り捕虜を
日本に連れ帰り俘虜収容所に入れた
過酷な俘虜収容所が多い中、唯一、徳島の
「板東俘虜収容所」が所長のはからいで奇跡の楽園のような
生活が良く出ていた
パン焼き、新聞つくり、ソーセージ作り、住民との交流が行われ
たことがよく出ていた
87年前に実際にあったとは驚く
詳しくは
収容所の中でドイツ兵に生きる自由と平等の志を貫き通した
所長の松江豊寿を松平健が良く演じていた
ドイツ帝国は崩壊し自由になった捕虜たちが帰還をまえに
住民たちに奏でる「歓喜の歌」がいつまでも脳裏に焼きついた
今の世相に比べて見てしまった
私の住んでる佐世保では「青島」と交流し大学でも留学生を
受け入れていて話をする機会が以前あって懐かしく思い出した
国境を越えた真実の友情がさわやかでとても感動した