善行と修行 | 本日もフーテンなり

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悠々自適チャリダーの旅日記

昨日の夜のネットカフェにて。

ドリンクバーでコーヒーを注いで、ミルクと砂糖を入れようとふと手元を見ると、誰かの財布がある。

忘れ物です。

「着服して美味いものでも食おうぜ。」

とダークサイドの僕が囁く。

毎日頑張っている僕への天からのボーナスかもしれない。

だが断る!

財布を正直にフロントに届けます。

せっかく日々積み重ねている功徳を台無しにするわけにはいきません。

諭吉が帯付きで置いてあったなら、それはいただくんですけどね~。

朝チェックアウトする時にフロントに確認すると、財布は無事持ち主に戻ったそうです。


良いことをしたところで今日も走ります。

昨日行けなかった、第三十四番札所    種間寺へ。

それから第三十五番札所    清滝寺。

清滝寺はまた山の上のお寺ですが、



遍路道から入る山門の、



天井の壁画が指定文化財なんだそう。

龍と天女が描かれていると説明書きにはあるんですが、どうみても天女がいません。

謎です。



清滝寺から見た土佐市街。

市街地の向こうの山の更に向こうが次のお寺。

山を越え、橋を渡って海を越え、土佐市の南に位置する横浪半島へ。

半島の入口付近で第三十六番札所    青龍寺に参拝。

ここからは横浪半島を横断して須崎を目指します。

横浪半島は山の上を走るスカイライン。

上に下に右に左に急な道路です。

キツいけれど、その分眺めは素晴らしい。






今日のルートは寺巡りは無関係にハード。

横浪半島を抜けても、鳥坂峠、焼坂峠、そして七子峠と山越えが続きます。

四国の山は高さはそれほどではないけれど、山が鋭角で谷が深いからやたら険しく感じるんでしょう。

ああ~!しんどいっ!!
(-""""-;)

どこが難所、ここが難所、というか四国そのものが難所の固まりのようです。

どこまでも修行だな~…。





永遠に続くかのような登坂を越えたら嬉しい下り坂。

坂を下ったら今日の目的地です。



「道の駅あぐり窪川」。

最近は日没ギリギリまで走り回っていることが多いので、今日は15時にはストップ。

昨日旅の予定を立て直したので、今度は上手く回れるはず。



仁井田の米豚串を食べてみました。

柔らかくて甘みがあって美味い!

肉!ってものを久しぶりに食べたような…。

お遍路回り終わったら一人食べ放題焼肉でも行こうかしら。
(^ε^)♪


今夜から明日の朝にかけて雨の予定です。

出発までに止んでくれれば良いのですが…。