焼山寺アタック | 本日もフーテンなり

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悠々自適チャリダーの旅日記

今日は徳島市にある第十七番札所    井戸寺から打ち始め。

そこから逆順に、

第十六番札所    観音寺
第十五番札所    国分寺
第十四番札所    常楽寺
第十三番札所    大日寺

と進み、ゆるめの峠を越えて神山へ。

「道の駅    温泉の里神山」に到着したのが10時頃。

思ってたより早く着きました。



どうやら今日は道の駅、お休みの日らしい。

まぁ良いけど。

今日はこの道の駅で一泊して、明日焼山寺にアタックしようと計画していたんですが…、今!行っちゃうか!

道の駅にチャリとザックを残し、すっかり小慣れた山歩きスタイルで第十二番札所    焼山寺にアタック開始です。


第十一番札所    藤井寺の方から正面突破しようとすると、3~40キロもの険しい山道を進むことになる焼山寺。

しかし裏側、神山側からなら道の駅からわずか11キロ。

しかもその内5キロはなだらかな道なので険しいのはお寺の手前たった6キロだけ。

まさに裏技。

交通機関は使わないけれど、楽するために地図とアタマは使うのです。



これ県道なの?と思うような細い道を進みます。

途中、





道路下に飼われているらしいイノシシを発見。

生きているイノシシは初めて見たなぁ。

ウリ坊可愛い。
(≡^∇^≡)


県道から焼山寺への道に入り、ぐねぐねと遠回りする車道ではなく、徒歩の強みである近道・遍路道を行きます。



昨日の雨が乾ききっておらず、足元の石が結構滑ります。

ペースは落とさず、かつ慎重に進みます。



空海伝説が残る杖杉庵で一休み。

どんな伝説かというと…、「杖杉庵」で検索するべし!



美しい自然を見ながら歩く歩く。



標高700M、焼山寺・山門にようやく到着です。

常の通り参拝して、納経所へ。

お寺の納経所の人は事務的な対応の場合が多いんですが、ここの人は気さくに話しかけてきてくれます。

坊「何人で来られました?」
僕「ひとりです。」
坊「お車ですか?」
僕「歩きですよ。」
坊「藤井寺の方から?」
僕「はいっ。」(説明が面倒だから。)
坊「ゆっくり休んでいって下さいね。」
僕「ありがとうございます。」

納経所の隣にある休憩所で、持ってきたおにぎりでお昼ごはん。

山で食べるおにぎりは美味い。

水筒に入れてきたコーヒー牛乳で糖分を補給して、さぁ下山だ。



参道からの景色。

晴れた日の山は最高ですね。
(*^ー^)ノ


道の駅に戻ったのが15時半頃。

往復22キロを5時間、良いペースでした。

また難所をひとつ、クリアしましたよ。


本当は神山の道の駅に泊まる予定だったのですが、



ダメらしい。

たぶん藤井寺~焼山寺ルートで燃え尽きたお遍路さん達がこの道の駅で倒れるように野宿をしたのでしょう。

中にはマナーの悪いやつもいたのかもしれない、だから禁止になった、とか?

想像ですけどね。


グレーゾーンならともかく、禁止と明記されている場所でテントを張るほど面の皮が厚くはありません。

明日からのことも考えて、20キロ走って徳島市に戻ることにしました。

幸い神山から徳島市街まではほとんど下り、もしくは平坦なので20キロの道のりも苦ではないのです。


徳島市に入り、困った時のネットカフェで只今のんびり中。

今日までで第54~88番、1~17番、計51ヵ所を回りました。

半分を過ぎると、後少し感が出てきますね~。

この調子なら5月中になんとかなりそうです。

梅雨に備える余裕はありそうかな。