朝から脚に疲れがたまってきているのがわかる。
やはり連日の山歩きが響いているようです。
チャリ筋と山筋は似ているようで違うんでしょう。
ともあれ、今日も走ります。
まずは昨日時間切れで行けなかった第八十三番札所 一宮寺へ。
納経所が開く7時より前に着いたので、境内をお散歩。
早朝のお寺は静謐で良いですね。
続いて高松市街を抜けて屋島に向かいます。
屋島にある第八十四番札所 屋島寺へは有料道路を通らないと行けません。
チャリは有料道路を走れないので問題外。
シャトルバスが出ているようですが、そんな甘ったれたものには乗りません。
また登山道を行くべし。
登山道入口付近の標識には勾配21%とあります。
またまたきっついなぁ。
急勾配ですが距離は2キロと短め。
木で見えずらいですが、高松市街を一望できる高さまで登って、
屋島寺に到着。
日曜日なので、お遍路ツアー客で賑わってます。
屋島寺は狸にまつわる伝説が残るお寺らしく、可愛いタヌキの石像が祀られています。
登った道をそのまま下りて、次の札所に向かうと、なんと今度はすぐ隣の山の上。
また山登りなのかっ!
。(;°皿°)
次は勾配27%。
もう坂道というよりジャンボ滑り台みたいです。
坂の天辺、お迎え大師ナメの高松市街。
この写メの右側に写っているのがついさっき登った屋島です。
第八十五番札所 八栗寺ではケーブルカーで参拝者をピストン輸送しています。
足腰が丈夫なら登山道で充分ですけどね。
この後の、
第八十六番札所 志度寺
第八十七番札所 長尾寺
は平地だったので軽くクリア。
そして大抵の人はここで“結願”となる最後の第八十八番札所 大窪寺に向かいます。
長尾寺から20キロも離れた山奥、香川県と徳島県の間の山脈の上にある大窪寺。
多くの人にとってゴールでも、僕にとっては通過点。
大窪寺の後そのまま山の反対側に下るために、今回はチャリを麓に置かずに車道を押して登ります。
最近身軽な山歩きに慣れてきていたんですが、チャリを押しながらの山坂を登るのは改めてハードです。
おびただしい量の汗を全身から吹き出しながら、息も絶え絶えに坂を登り続けて2時間超。
((>д<))
やっと着きました!
第八十八番札所 四国霊場結願所 大窪寺。
とりあえず拝礼を済ませてから一休みにしようと山門をくぐって本堂に向かうと、
なんじゃこりゃあっ!?
\(゜□゜)/
納経所がものすごい大行列になっています。
この時、時刻は15時半頃。
行列はほとんど進む気配がないし、もしかしたら17時に間に合わないかも。
参拝のマナー違反ではありますが、拝礼前に納経所の行列に並ぶことにします。
車の人達と違って、僕は時間切れになったから出直してくるなんて不可能です。
それから待つこと1時間、16時半頃にようやく納経帳に記帳してもらい、その後拝礼。
僕の後ろにもたぶん100人以上並んでいましたが、お寺の人残業して捌いたんだろうか?
まさか「時間切れだから帰って」なんて言わないとは思いますけど…。
その後の事までは見届けることなく、僕は山を下ります。
山の反対側、徳島県阿波市へ。
山を下りた所で体力的にも時間的にもそろそろ限界。
泊まる予定をしていた道の駅に辿り着く前に日没になってしまいました。
これは困ったぞ、と思っていたら、ちょうどスーパー銭湯と隣り合わせの公園を発見。
ここで充分寝れる、と判断。
スーパー銭湯で筋肉をほぐして、公園でテントを張って後は寝るだけ!
さて明日からは一桁番台からのスタート。
徳島でも駆け抜けますっ。