6機種詳細なレビューを書いたところで全部消えてもう…

簡易レビューにとどめます。もうむり

 

ポタ研2020のレビューもあるんですが、今回は飛ばして最新からレビューしていきます。

eイヤホン秋葉原で試聴してきました。


※帯域バランスの評価について
各帯域のバランスと感覚評価は別項目になっています。

低域の主張が強いことと、低域の音が良いのを別にするような感じです。
低域・中域・高域を☆1~☆5で評点します。出方や量が普通であれば☆3とします。
従来と違い音質の印象を含みません。(ある程度リンクする部分はありますが、あくまで出方です。)

※印象評価について
こちらは今まではバランス評価に含めていた音への印象を単独で評価としたものです。
10点満点で、普通が5点になります。5点を切る場合は明確に弱点と言った感じです。

オススメ度は「音質と物を総合的に考えてどのくらい欲しいか」って感じの評価です。
価格はについては定価を考慮していますが、中古・値下がり後の価格が安定している場合はそちらも考慮します。



①SONY MDR-Z7M2


<オススメ度> ☆☆☆☆☆☆☆☆  8 (試聴)
 

装着感ヨシ。70mmドライバーはヘッドホンでもかなり大きい方。

価格と品質のバランスが良く、ちょうどいい価格帯の商品だと思う。中古も良く出る。


【音の特徴】 
<帯域バランス>
低域 ☆☆☆☆★ 4.5
中域 ☆☆☆★- 3.5
高域 ☆☆☆★- 3.5
<印象評価>
低域 6.8

中域 5.9

高域 6.3

低域の強さと音圧がこの機種の強み。

SONYらしい低域寄りのドンシャリチューニングといった感じ。

高域はソリッドで硬い音で、結構シャリ感は強め。ここは好みによって評価が分かれる所かも。

中域は引っ込みがち。ややクセが強く、若干レイヤー感を感じるというか、薄膜越しのような感覚。

定位は良好、音場感は普通。


【総評】
クオリティとしては価格相応といった感じ。

好みな人なら買うべきだし、そうでないなら他を当たっても良いと思う。

個人的には中域のクセが合わないのと高域のシャリ感がちょっと強いので選外に。

クラブ系はあまり合わないかもしれない。

 

 

 

 

 

↓中古

 

 

 


②MEZE 99Classics



<オススメ度>☆☆☆☆☆☆☆☆★   8.5 (試聴)
 

見た目はかなり強い。インテリアに使えるレベルなのは流石ヨーロッパメーカー。

価格もかなり手頃で、中古はGoldはあまり出ないがたまに見かける。

DROPコラボの99Noir、素材違いの99NEO、色違いの99Silverがある。

装着感は良好、ヘッドバンド調整が平アジャスターゴムなのでAKG程ではないが劣化があるかも?


【音の特徴】 
<帯域バランス>
低域 ☆☆☆☆☆  5
中域 ☆☆☆★- 3.5
高域 ☆☆☆☆-  4
<印象評価>
低域 8.1

中域 8.9

高域 8.5

一番の特徴は低域の太さと量感。ここが全ての軸になっている。

逆に中高域の解像感、クリアさは他機種にやや劣る点がある。

低域が太めで少し丸い、硬さやキレの強いタイプではないので余計中域に被りがちに。

音場感はそこまで広くはないがまぁ普通。定位は良好。


【総評】

若干ジャンルや曲を選ぶヘッドホン。

帯域をあまり広く使わず、音数がそれほど多くない曲で聴くのが良いと思う。

クラブ系はそこに当てはまらない為、合わない曲も多く最適解とまでは言えないかな。

ただ実力は高く価格も手を出しやすい為実際オススメはできる。見た目が強いのもあるし。

 

こういう低域が太くて音が硬くないタイプは、生録音のジャズやオーケストラなんかの空気感の再現に優れている事が多いので低域好きの生音系リスナーにはオススメできそう。

 

↓ゴールド

↓シルバー

 

 

99NEOはちょっと安い。

 

 

 

 

 


③Astell&Kern T5p 2nd Generation

 

<オススメ度>☆☆☆☆☆☆☆★  7.5 (試聴)

 

beyerdinamicが誇るテスラドライバーの密閉型最上位機種。Astell&Kernとのコラボモデルです。

見た目の良さと装着感はレベルが高く、高級感はしっかりあります。

ドライバが前傾配置になっているのも特徴。ドイツの工場でハンドメイドで作られている。


【音の特徴】 
<帯域バランス>

低域 ☆☆☆☆-  4
中域 ☆☆☆★- 3.5
高域 ☆☆☆☆-  4
<印象評価>
低域 7.2

中域 5.8

高域 5.6

 

低域の締まりとキレ、音の出方はかなり好み。量と質のバランスが取れていて良い。

中域に関しても問題はないが、あまり音として目立つポイントはない。普通に良い音、という感じ。

高域はシャリシャリ感がだいぶ強く、キラキラ感は良いがちょっと刺さりそうな雰囲気の音がする。

また一部の高域がやや遠い聴こえ方をする箇所があります。

刺さるギリギリの高域が好みの方には合うかもしれない。

全体的にキレと締まりのある硬めのサウンドなので、そちらの傾向が好きな人向け。


【総評】

こちらも良く見る機種で、まぁまぁの高級機です。

結構思い切ったチューニングがされている機種で、これもまた好みの差で評価が分かれそうですね。

低域は良いのですが、高域がキツイ音も多いクラブサウンド向けではない、と思います。

今回は購入候補から外れました。

 

 

 

 

 

 

④Audio-technica ATH-AP2000Ti

 

<オススメ度>☆☆☆☆☆☆☆★  7.5  (試聴)

 

オーテクのミドルハイクラスのヘッドホンです。

削り出しチタニウムハウジングが特徴的で、光沢が高級感を引き立てています。

ウイングサポート廃止後の機種なのでそこそこ新しく、装着感も良いです。

ドライバーは53mmで一般的な大きさ、ハウジングと耳の中間地点にドライバーを配置しているのが特徴です。


【音の特徴】 
<帯域バランス>

低域 ☆☆☆☆★ 4.5
中域 ☆☆☆☆-  4
高域 ☆☆☆☆-  4
<印象評価>
低域 6.7

中域 6.4

高域 6.5

 

全体的にバランス感が良く、キレの良い金属ハウジングらしいソリッドな音が特徴。

高域のシャリ感はそこそこ強いが、T5pやZ7M2と違い立ち上がりのエッジではなく、余韻や残響の部分が少し伸びるようなタイプのシャリ感です。

刺さりそうな感じはしないのが良いポイントだと思います。

比較的弱点の少なそうな音色に感じました。


【総評】

総じてバランスよく、優秀な機種に感じました。

ただし価格はそこそこしてしまうので、ライバルが多いのが玉に瑕。

即決で買う程のコスパとは言えませんので、購入はよく考えてからの方が良いですね。

 

 

 

 

 

 

 

⑤final SONOROUS VI

 

<オススメ度>☆☆☆☆☆☆☆☆☆  9 (試聴)

 

finalのSONOROUSシリーズの中では比較的廉価な方です。上はヤバい。

ヘッドホン界隈でも珍しいBA型ツイーターが搭載されたハイブリッド型になります。

ステンレス削り出しのハウジングがかなり重く、480gもあります。

装着感は良く、長時間の使用でなければそれほど重さを感じる事はあまりないと思います。


【音の特徴】 
<帯域バランス>

低域 ☆☆☆☆-  4
中域 ☆☆☆☆-  4
高域 ☆☆☆☆-  4
<印象評価>
低域 7.4

中域 7.0

高域 7.1

 

個人的にはかなり高評価でした。

低域と高域の解像感と、量感のバランスが非常によく取れています。ハイブリッドの恩恵かもしれません。

全体的な傾向としても解像度が高く、分離もしっかりしていてかなりくっきりとしたサウンドでした。

価格を考えてもそれほど高くなく、ハイバランスで非常によくできています。

音場もなかなか広く、定位はしっかりしています。

 

【総評】

finalという会社のチューニング技術の高さを感じました。

とても良くできた機種で、購入候補としては申し分無いのですが…

キレの良さと分離、解像感と全てハイバランスというと、AH-D5200とやや立ち位置が被る気がします。

また価格・重量という点ではAH-D5200に軍配が上がる為、どちらか気に入った方を買うのが良いと思いますね。

この価格帯はライバルが多くなかなか選ぶのが難しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

⑥ULTRASONE Signature STUDIO

 

<オススメ度>☆☆☆☆☆☆☆☆☆★  9.5 (試聴)

 

ULTRASONEのSignatureシリーズの一つ。PROのブラッシュアップ・廉価版です。

新機種に搭載された要素を盛り込みつつ、レザーの種類を変えたりして若干安価になった物です。

個人的にSignaturePROは非常に良い印象を持っているのでこのシリーズは好きですね。

プロユースのスタジオモニター用の機種なので装着感も良く、片出しケーブルだったりします。


【音の特徴】 
<帯域バランス>

低域 ☆☆☆☆★ 4.5
中域 ☆☆☆☆-  4
高域 ☆☆☆☆-  4
<印象評価>
低域 7.6

中域 7.4

高域 7.3

 

やはりSignatureシリーズは素晴らしいモニタータイプヘッドホンですね。

ある程度音量を上げてやらないと変な曇り感が出てしまうので、少し大きめで聴く事をオススメします。

音圧と明瞭感がしっかりしてきます。音量を上げる影響でやや高域が刺さりやすそうな雰囲気になってしまいますが、刺さり検証用の曲でなければ全く気になりませんでした。

全ての帯域で分離感・明瞭感がしっかりしているまさにスタジオモニターという音です。

当然モニター系の宿命として音場感はやや劣りますね。

 

【総評】

これだけモニターヘッドホンですが、やっぱりこういう音はある程度万人受けしそうな気がします。

解像感と分離感・帯域バランスが取れているのでいわゆる苦手な曲やジャンルが少なく、再生機器もあまり選びません。

価格を考えても手が出しやすい価格帯で、丁度いいヘッドホンだと思います。

スタジオ用ですがリケーブル可能で、1.2mケーブルも付属しています。バランス化はできませんが…

S-Logic Plusの効果はいまいち分かりにくかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

前編はミドルハイが中心でした。壁掛けで置いてある物ですね。

後半はいわゆるハイエンドクラス、試聴も壁掛けでなくカウンターでする物を聴いてきました。

実はそちらが本命だったりします…。凄く濃密な試聴ができたので良かった。

 

 

では今回はこの辺りで。

 

前回→ イヤホン試聴まとめレビュー⑦ ポタフェス2019冬編3

 

次回→