最近は勉強の時間の関係上、なかなか読むことができていない「複雑系の経営」。
PTP(戦術的ピリオダイゼーション理論) の概要を理解した知識程度では、なかなか難しい内容ではあります。
しかし、PTPの探求や、PEP(教育的ピリオダイゼーション理論) の構築には、通らないといけない壁であり、この本をきちんと理解できるように、日々進化しないといけないなと感じています。
今日学校でまさしく、複雑系の現象に対応できていない、現代社会の学校運営の在り方を垣間見ることができました。
実は今週から、僕は職員室で基本的に待機することとなりました。
もちろん上司の命令です。
理由はここでは書けない内容がたくさんあります。
色んな過程を経ての状態なので、納得はしているのですが・・・
今まで副担任の様に、付きっきりで対応していたクラスは、今週から壊滅状態です。
一時は学級崩壊から抜け出し、一般的に指導が入るクラスとなったのですが、
この2日間だけで、1・2時間ごとに誰かは泣いている・キレている・問題が起こっている状態です。
内心・・・ 「ほれみたことか(笑)」というのが僕の気持ちです。
なんせ、今まで僕が事前に問題が起きない様に細工して運営していたのですから。
なぜこの様な状態になったのでしょうか?
「はしチャ・オシム先生がいないから!」
ありがとうございます(笑)
でも、そんな単純ではありません。
実は、「ある一学級」という複雑系 社会を理解するためには、「全体性の知」が必要となります。
それは複雑系社会が、世間一般的である要素還元主義 の手法である、「分析」と「総合」の限界を超えているからです。
以前にもお話しました が、要素還元論的に「分析」してしまうと、大切な「何か」を失ってしまい、そこで死んでしまいます。
そのためには、「生きたまま・ありのままの全体」を理解する知恵が必要なんです。
では、その知恵とは何なのか?
この「複雑系の経営」という本から、そのままお言葉を頂戴したいと思います。
それは・・・
現実の体験を通じてしか得ることができない知恵=「臨床の知恵」
頭脳による理解ではなく体で掴み取るしかない知恵=「身体性の知恵」
言語によって伝えることのできない知恵=「暗黙の知恵」
この3つです。
これは、全体を「洞察」することによって、獲得できる知恵なんですね。
決して、要素還元主義で「分析」しても獲得できません。
いくら職員会議で「分析」したとしても、「全体性の知」を知りえない限り、学校はこのクラスの問題を解決することはできないでしょう。
「分析」はできない、全体を洞察せよ。

