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11の魔法で子ども指導 

池上正さんの「サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法」という本を教科書に、

フットボール指導から学んだノウハウを活かして、

戦術的ピリオダイゼーション理論をベースとした『複雑系の指導』を追求中!!


11の魔法で子ども指導


昨日のバレンタインデー。

僕は彼女と久々にデートに行ってきました。

何年ぶりの梅田でしょうか(笑)

そんなノロけ話をしようと思ったのではなく・・・

実はある時に、”活用力”をフルに活かしている、ある従業員さん達の仕事振りを目の前にしたのです。



夕飯をどこで食べようかとブラブラしていた僕達は、ある一軒の炭火焼肉屋さんに入りました。

テーブル席は全席予約制であり、厨房丸見えのテーブル席ならOKだったので、そこに座りました。

次々に来るお客さん。

かなりの盛況振りが覗えるお店だったのですが・・・

たった4人と、明らかにマンパワーが足りない。(後で話を聞くと、バレンタインデーで学生アルバイトが全滅だったようです)

注文さえきちんと取れない忙しさ。

「本当に大丈夫か!?」と内心思っていました。

コースメニューをお願いしたのですが、商品の出てくるタイミングは悪いし、サービスとしては悪かったかもしれませんが、それでも何とかやりこなした、従業員さんの”活用力”に感動し、昔を思い出しました。





実は私、情けないことに、今まで会社を2社退職しております。

1社目は、大学卒業後に入った、大手食品スーパー。

2社目は、某セキュリティ大手の飛び込み営業です。


共に、この2社で学んだことの一つに、仕事の効率を上げることがありました。



食品スーパーでは、バックヤードでの商品搬入・在庫整理・売り場活動など、肉体労働環境での作業効率向上が全てを握っていました。

開店前のバックヤードの状態で、その日の作業が決まる程のシビアさでした。

開店後は、売り場の状況を把握しないと、その後の作業に支障をきたし、帰宅時間が遅くなる。

その上、売り場のレイアウトや商品陳列の状態により、1日の売り上げは変わってしまう。

この時に、”空間活用力”を身に付けることができました。




変わって、飛び込み営業はというと・・・

一般的にはトーク(会話力)とメンタル(精神力)で売り上げが決まると思われているかもしれませんが、実は”時間活用力”が全てを握っていました。

もちろん、メンタルが充実していると表情や雰囲気にその充実さが現れ、トークの質も変わり、営業力も上がります。

しかし、基本的に嫌われる傾向の強い飛び込み営業は、メンタルの充実が最大の難関です。

僕は、それを机の使い方で克服することができました。(手帳も同様です)


ある一つの棚及び引出し(空間)は、基本的には空けておく様にします。

そこは、『明日の仕事コーナー』なんですね。

ここに紙切れ1枚あるだけで、明日はやらないといけないことがある訳です。

しかし、空っぽの時はというと、要するに仕事がない訳です。

そうなると、もの凄く危機感を持ち、メンタル面が充実しません。

スーパーや教師の様に、こなす仕事なら良いのですが、仕事を取ってこないといけない営業にとっては致命的です。


そこで何でもいいので、そこの空間を埋めようとします。

そうすると必然的に忙しくなる訳です。

ある一定のラインを超えると、ここからはスーパーで培った”空間活用力”が必要となってくるので、棚や引出しの活用力がものを言うわけです。

棚や引出しが少なければ、机上や机横に棚や引出しを増やしていくのです。


要するに、”空間を活用し、空間を作り上げる”のです。


そうすることにより、仕事の効率は上がり、”忙しい俺って売れっ子だ!!”という充実感から、仕事の質が変わり営業力はUPする。

すると、仕事は勝手に入り込んでくる。

そうやって、ある部門で関西トップセールスまで登り詰めました。




果たして学校教育界の職員室の机はというと・・・

どこを見ても汚いのなんの(笑)

職員室自体もなんかゴチャゴチャしてますからね。

そんな状態なのに、”学校の教師は忙しすぎて時間が無い”んでしょうか?


昔から、『時は金なり』と言いますが・・・


『時(空間)は、宝なり』です。


三森ゆりかさんの「外国語・・・日本語レッスン」の2シリーズを読み終わり、昨日届きました「複雑系の経営」という本を読み始めようとしています。


11の魔法で子ども指導


これは尊敬する、FCバルセロナジュニアコーチの村松尚登さんから勧めて頂きまして、複雑系の理解をより深め、応用していくための本だということで購入しました。(先生、本当にありがとうございます。)

4月からは、本格的に学校教育界に参戦しますので、学校・学級運営に適応させていきたいと思っています。

また、PTP(戦術的ピリオダイゼーション理論)に対する更なる理解と、PEP(教育的ピリオダイゼーション理論)の構築の増進を目指します。





ここ最近注目している”活用力”


どれだけ良い知識・技能を身につけようとも、それを使いこなす術を知らないと意味が無い。

その使いこなす術として、理論上位置付けたのが、この”活用力”です。

発想力・論理力・批判的思考力(クリティカルシンキング)・判断力・表現力を全てまとめて”活用力”としています。

この”活用力”の中で、批判的思考力(クリティカル・シンキング)というものがあります。

まず、この言葉を聞いて、違和感を持たれませんか?


指導という健全な社会の中で批判的な思考をする力です。

現在社会を象徴する言葉とも取れ、ネット社会や大人社会では、批判的な思考が横行している。

それを子どもに植え付けるのか!?

という感想をお持ちかもしれません。


しかし、結論から言いますと、僕達大人(日本人)が一番足りない力はここなんです。

逆に、非常に優秀な方は、批判的思考力 に長けています。



少し混乱してきました!?

それが僕の狙いです(笑)




そもそも、「批判」という言葉の意味を国語辞典で調べてみました。


ひ‐はん【批判】

物事に検討を加えて、判定・評価すること。「事の適否を―する」「―力を養う」
人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。「周囲の―を受ける」「政府を―する」
哲学で、認識・学説の基盤を原理的に研究し、その成立する条件などを明らかにすること。




僕達は全く異なった解釈で、「批判」という言葉を使い、「批判」ができていません。

子どもを含めた現代社会で使われているのは、「否定」「文句」「野次」であり、「批判」ではないのです。

参考までに、「否定」「文句」「野次」の意味を紹介しますと・・・


ひ‐てい【否定】

そうではないと打ち消すこと。また、非として認めないこと。「うわさを―する」「暴力を―する」
論理学で、ある命題の主語と述語の関係が成立しないこと。また、その関係を承認しないこと。

文法で、打ち消しの語法のこと。

もん‐く【文句】

文章中の語句。文言。「気のきいた―」「殺し―」
歌謡などで、メロディーに対して歌詞をいう。「歌の―」
相手に対する言い分苦情不服。「弁償してもらえるのなら―はない」


やじ・る【野次る】

《名詞「野次」の動詞化》他人の言動に、大声で非難やひやかし言葉を浴びせかける。「演説者を口ぎたなく―・る」






批判的思考力 の本当の意味、ご理解頂けましたでしょうか?


この批判的思考力を育むために大切なことは・・・


「検討」

「判定」

「評価」

「誤りや欠点を指摘」

「正すべきであるとして論じる」

「原理的に研究」

「成立する条件などを明らかにする」


なんですね。

ぜひ、PEPの構築の構築要素として、取り組んで生きたいと考えています。




批判的思考力について、興味のある方は・・・

三森ゆりかさん 著書

11の魔法で子ども指導


11の魔法で子ども指導

をセットで読まれることをお勧めします。




実は僕が所属しているクラブチームのコーチ陣は豪華です。(僕は週末のバイトですが)

ライセンスも高いレベルの保持者がおり、都道府県レベルのトレセンで活躍しておられる指導者もいらっしゃいます。

しかし、そんな指導者がいても、うちのチームは本当に弱い。


それはなぜか?

今日は久々のクラブチーム指導だったので分析してみた。

言い出したらきりがないので、ポイントを絞ってみようと思います。




まずは「習慣化」が重要視されていない点である。

最近うちのクラブチームのトレーニングも、トレセンで流行りの「パス&コントロール」である。

ナショナルトレセンのメニューを、コピーしたものである。


僕はあまりこのメニューが好きではない。

マーカーの決められた場所から出発し、マーカーで決められたところに走る。

決められたところへパスをするだけで良しとされ、相手(対人)の動きや変化による、判断や攻守の連続性は発生していない。

流れ作業的なドリル要素があるので嫌いだ。

もちろん、このメニューも使い方次第なので、オーガナイズのどこに組み込むかで、効果的な場合もあるだろう。

しかし、うちのチームの子ども達は、このトレーニングは”上手のだ。



実際試合になると、ピッチ内にはマーカーなどなく、そこには相手が存在し、トレーニングと全く同じ形がそこに存在する可能性は低い。

この時に発想力・論理力・批判的思考力(クリティカルシンキング)・判断力・表現力という「活用力」はなく、

誤って習慣化された、「流れ作業的なテクニック」が見受けられる。


狭いグリッドサイズでパス&コントロールの習慣化をされた子ども達は、狭い中でしか発想できず、狭い中でしかパスを回せず、止める・蹴るのテクニックの低さは、試合では判断の無さに拍車をかけてしまう。

相手(対人)のいない環境で習慣化されたパス&コントロールは、狭い中では相手も多いので、試合中全く同じシーンでパスカットされる。

攻守の連続性の無い環境で習慣化されたフットボールは、パス&コントロールのシーンさえも奪う。


やはり、トレーニングの内容というのは、試合に現れるものだと、改めて認識させられました。




今僕がいるクラブチームは、平日はコーチ陣がトレーニングされ、チーム内の体制事情により、週末に僕達アルバイトが指導する機会が多い。

平日は1日のみのトレーニングで、週末はなぜか試合ばかり。

最近は顔が出せていないので、久々に来ては何をしていいのかわからず。

リレーション不足は否めず、ゲーム分析がトレーニングにフィードバックされていない。

こちらが詳細に報告書を出しても、リアクションすらないですから。



習慣化というのは非常に重要であり、脳に関わってくる大切な要素である。

僕の指導が本格的に表現されるためには、僕のチームが必要である。


僕のトレーニングで習慣化され、

僕の分析力で試合内容がトレーニングにフィードバックされる。


その環境が無い限り、僕のどこが悪いのか自己分析が難しい。