現地での最終日6月2日は、楽しみにしていたメインイベント、リトアニアのサウナ体験です

参加者全員がグループに分けられ、リトアニアサウナ協会がピックアップした選りすぐりのサウナに行くことになりました。
選ばれたサウナは14カ所。





国際会議場では、それぞれのサウナの紹介文があり、希望するサウナに早いもの勝ち名前の記入するような感じでした。
が、日本の視察団がもっとも大所帯だったため、リトアニアサウナ協会の会長さんが、日本視察団を二つに分け、特におすすめの2カ所を手配してくれました。
ぼくら(7名)の行先はJAZZHOTEL

もう一方のグループ(8名)はPERKUNIJOS PIRTIS

JAZZHOTELはトラカイの国際会議場から車で30分ほどで、
リトアニアサウナ協会会長のRimasさんが自らサウナハウスをデザインされたそうです。







こじんまりしていますが、まるで童話に出てくるようなとても雰囲気のあるサウナです。
この日も小雨、ツアー中ずっと天気が悪く、晴れたのはたったの1日でした。
Rimasさんは、数年前に日本に訪れた際、日本の宗教的な儀式を取り入れるべく、比叡山や高野山を見学したり、滝に打たれたりして、リトアニア式のランバスティングをよりスピリチャルなものに仕上げていったそうです。

サウナ室内は入口の隣にストーブ、右の壁は台座は低く初心者向け、正面は中級者向け、そして一番高い台座は上級者向けとなっていて、台座は、大人一人が寝そべられるほどのスペースでした。

そして、特徴的なのは、台座の下には冷たい水で満たされた甕が二つ。

リトアニア式ランバスティングの流れは、ロウリュで体を温め→個別にランバスティング→はちみつを使ったオイルトリートメントというもの。

※左から2人目がRimas会長です。
まず、下から2名、3名、3名と台座に腰をかけ、ロウリュ。
ストーブの熱源はもちろん薪。
タオルは使わず、大きなヴィヒタで行います。
ものすごく暑くなるので、全員サウナハットをかぶります。
10分足らずで我慢できなくなり、湖へ飛び込みました。

ロウリュ、湖、外気浴を数セット繰り返した後は、
個別のランバスティング。
3人毎に、マンツーマンでやってもらいます。
Rimas会長直々にぼくの担当をやっていただきました。
基本的な流れはロシア式と同じですが、
大きな違いは、リトアニア式はソフトタッチで、水をふんだんに使うところ。
暑くて息苦しくなったその絶妙のタイミングで、頭に冷水をかけてくれます。
これも、日本の滝行のエッセンスか?
うつぶせ、あおむけ、横向きとヴィヒタで丁寧に叩いたり、なでたりしてもらうと、
Rimas会長が息も絶え絶えに
「フィニッシュ」と耳元でささやきました。
走って湖へ飛び込みます。
外気浴をしていると、50代半ばと思われるRimas会長はかなり消耗していて、放心状態で休んでおられました。
隣の待合室ではドリンクサービス。

といっても、ビールではなく、炭酸ジュース。ルートビアに似てます。
最後は、はちみつを使ったオイルトリートメント。
粒粒状になったはちみつを柔らかいヴィヒタを使って刷り込みます。

太古の湯でもやっているあかすりのオイルトリートメントに似た感じです。
お肌はすべすべすっきりした時には、もうすっかり日が暮れていました。
最後に、ホテルも案内してもらいました。
1~2家族用の貸し切り別荘といった感じで大きくはありませんが、
アンティークの家具がたくさんあり。Rimas会長のこだわりが随所に見受けられました。



…というわけで、今回の6泊8日のサウナツアーでたっぷりとリトアニアのサウナを満喫できました。
帰国の途に着いてからも、どうやってウチでも取り入れようか考えたすえ、
太古の湯グリーンサウナでも毎週実演しているヴィヒタロウリュに、
ランバスティングの要素を導入すべく、深夜にスタッフを集め練習を重ねてきました。
で、ようやく少しずつ形になりつつあり、
現在、ランバスティングの要素を取り入れたヴィヒタロウリュは、実演中です。



まだまだ本場のランバスティングには及びませんが、太古の湯独自のスタイルを確立しつつ、サウナーの皆様に楽しんでいただけるよう努力してまいります。
このあとの7月のヴィヒタロウリュは、13日(日)、21日(祝月)、26日(土)。
男性は17時、女性は17時半から。
おわり