高山ウルトラマラソン レース編② | Running diary フルマラソン3時間30分台へ

Running diary フルマラソン3時間30分台へ

2015年秋、ランを始めて7年半。22年シーズンは大阪マラソンで念願のサブ4、水都大阪ウルトラで100キロを達成できました。この記録で満足せず、更に上を目指して頑張っていきますが、いつかは記録を忘れて楽しく走り続けていきたいです。

おはようございます。

筋肉痛も徐々に治りそうだったので5日ぶりに走ってきました。ですが、走り始め早々、太ももにまだ痛みが...。でも止まらずになんとか目標の距離を走りました。そろそろスピード練習もやりたいのですが、まだ先になりそうです。


②の続きです。

スタートからここまでボッチで走ってました。でも決して心細くはありませんでした。それはグループLINEが朝から賑やかだったからでした。

2週間前、環状線マラニックでご一緒したダジャレーズメンバーから、日曜日なのにはやくから激励コメントをいただいでした。


よっちゃん


ぽねこさん


ゆかりんさん

第1関門でラインを確認。

めちゃくちゃ感謝です。

これは何がなんでも完走しないと...。たけぇやま!なんて言ってる場合ではないですよね(寒〜)


道の駅ひだ朝日村を過ぎると山の方に向かって登っていきます。でもこの勾配はさほどキツくなく。


橋で折り返し、しばらく町道を走っていきます。


走っている途中、このような看板が。

飛騨弁らしいです。知らなかったです。


周りは自然に溢れています。

日常を忘れさせてくれます。天気は曇ってますが、雨降る気配はなく、気持ちよく走れました。


...って油断すると激坂が襲ってきます。

斜めになっているところまで上がっていきます。


上り坂から下を眺めます。


あぁ、野麦峠

知っている人は絶対昭和の人です。


坂を登り切ったところでエイドを発見。

ここで再度栄養補給をします。すでに30キロを走ったのでパンを食べて、スタミナ回復。


上り坂があれば必ず下り坂がある。上り坂での遅れを取り返します。


しばらく走るとボンネットバスを発見。

日本で3番目に古いバスだそうです。ナンバープレートより今も動くようです。


そして、再び激坂へ。

あまりの長さにここは100歩50歩作戦を発動。


この坂あたりで顔見知りのランナー発見!


こっそり参加のまゆちさんと徳島から参戦のよもぎさん。

二人はほぼペースが一緒で坂道も止まらず走ってました。いいペースで走られてましたので、二人に離されないようについていきます。


とはいえ、まだ上り坂は続きます。

この辺りから100歩50歩も何歩走ったかがわからなくなってきたので、ガーミンを見ながら、200メートル走ったら100メートル歩く作戦に変更しました。

でも疲れがなければ200メートル以上走ったりして、坂道の遅れを最小限に。



40キロを過ぎて、まだ坂が続くのかと思ったら、

突然現れた、最高地点でした。

1,010メートル地点。思っていたほど息苦しくなかったです。メディカルランナーさんに写真を撮ってもらいました。

余談ですが、そのランナーさん、この後の長い下り坂を信じられないスピードで走ってました。


この後もあのお二人に離されないようついていきます。たまに追い越したりもしましたが...。

ちなみにフルの距離に達した時、時間は5時間を切ってました。

サブ5達成!。それでもまだ50キロ以上残ってる。


ちなみに山の上の気温は18℃。

まさにウルトラマラソン日和でした。

大会前日と翌日の最高気温は25度以上の夏日。めちゃくちゃラッキーでした。


そのまま下っていくと、やっと第2関門、岩滝公民館に到着。

予定到達時間 10時50分

実際到達時間 10時12分 ▲38分



予定より38分早く到達することが出来ました。

ですがウルトラマラソン、この先何が起こるかわからないので、エイドでの滞在時間は最小限に。



フラスクにスポドリを入れている間に前述の2人はすでに出発していました。


すぐ追いかけようとも思いましたが...

①先程38分の貯金が出来たこと

②長い下り坂で太ももに疲れがあったこと

③この先長い上り坂があることを考慮。

疲れ回復を優先に歩きを入れながら坂を上がっていきます。常にマイペースで。


この38分早く着いたことがその後の展開に大きな影響をもたらすことになります。


次の第3関門、丹生川支所までは距離は11.7キロと短いですが、アップダウンの連続で関門時刻は12時50分。第2関門の関門時刻は11時40分なのでギリギリで通過していたら第3関門通過は厳しくなります。



ちなみに今回の予定到達時間は12時。

先程の38分の貯金使い、慌てずに進みます。


まもなく50キロが近づいてきた時、タイムは5時間50分台。

高山ウルトラを完走する為に目標にしていたのが、6時間以内で50キロ走破。



もうすぐ50キロのところで下り坂が見えたので止まらずに走ってました。でもなかなか50キロのマットが見えて来ません。そして農道を右に曲がったところでやっとで出てきました。



その時タイムは5時間58分、6時間を切れてました。


やっとここから後半戦に入りますが、その先にはまたも心が折れそうな坂が続きます。

誰一人走ってないです。


果たして第3関門には予定通り辿り着けるのか?


③に続きます。