2016年8月28日(日)
初めて行ってきました、「WORLD HAPPINESS」。夢の島公園での開催は今年が最後なんだそうな。
会場は新木場駅からすぐってことで行きやすいし、はっちゃけた若者客がいないので(ずいぶんとお客さんの年齢層が高かった)、落ち着いて観ることができる。屋台村が独立した場所にあるのもいいし、観なくてもいいアクトのときは広い公園でのんびりするってのもあり。ステージはふたつあるんだが、それは隣接しているので、お客さんは確保した場所にそのままいて目線を動かせばいいだけ。「あっちのステージであれが始まるから移動しよう」といったふうに動く必要がない。といったように、年寄りに優しいフェスだなというのが、まず得た所感。なるほど、そうして大人向けフェスとして定着したのだなと。
しかしあれです。終わって思ったのは、その快適さはありがたい反面、こう言っちゃなんだけど僕にはちょっとつまらない。定位置に座ってれば自動的にライブが始まり、それが終わればまたもう片っぽのステージのライブが始まる…ってのはなんか部屋にいてリモコンでテレビのチャンネル変えてる感覚にわりと近いっつうかね。フジでもサマソニでもライジングでも、観たいバンドがあったらこっちからあっち、あっちからそっちへと、相当歩き回るわけじゃないですか。それって、観たいもの・聴きたいものを自主的に「とりにいく」感覚であって、その動きにこそフェスの醍醐味があるんじゃないかと思ってる僕からすると、その行為がないことがなんだか物足りない。肉体的な疲労も少なくて、なんかツルっと終わっちゃった感じで。まあ、贅沢な話ではあるんですけど、やっぱフェスってのは持てる体力と向き合いながら全身で楽しむもののほうが充実感あるなと思った次第であります。
ライブはほぼ全部観て、みんなよかった。出演順は以下の通り。
柴田聡子→AFTER SCHOOL HANGOUT(林立夫、沼澤尚、鈴木茂、森俊之、沖山優司。featuring Vocals by Leyona and 高橋幸宏)→WEAVER→矢野顕子 guest. Seiho→Ykiki Beat→スチャダラパー→ポカスカジャン→ムーンライダーズ→GLIM SPANKY→東京スカパラダイスオーケストラ→水曜日のカンパネラ→電気グルーヴ→大森靖子→METAFIVE。
AFTER SCHOOL HANGOUT。鈴木茂のギターがやっぱりたまらなくよいなと。「活動休止の休止」を宣言したムーンライダーズ。10代の頃に毎日聴いてた僕の青春と言える曲ばっかやってくれて涙(但し慶一さん、ピッチに危うさが)。水曜日のカンパネラ。ユニコーンにまたがって客席後方からステージへ…ってな演出から何から自分自身が100%楽しみながらみんなも楽しませるというコムアイのエンターテインメント魂にグッときたり。天晴。大森靖子。最後のひとりアカペラにおける絶叫にアウェイでの闘いぶりとその凄みを感じた。METAFIVE。サマソニのときよりも音圧あり。アンコールではスティーブ・ジャンセンが参加して、夏フェスの締め括りだからと「君に、胸キュン。」を。因みにムーンライダーズもMETAFIVEも秋冬のツアーを発表。おじさんたちがまだまだ頑張ってくれるのは本当に嬉しいことです。









