去年出た2作目がデビュー作より遥かに素晴らしい出来だったキワヌーカさん。そのなかでとりわけ一番聴きたかった「Black Man In A White World」に間に合わなかったのはただただ残念無念。あのグルーブをナマで浴びたかった。っていうのはあるけど、でもやっぱりいい歌手だなぁと改めて。バンドのあり方も興味深かったです(ギタリスト、よかった)。
本編終盤の「Put Your Records On」が日本でもヒットした曲だけあってもっとも観客の盛り上がりがすごかったし、確かにそこで本編を締めてもいい感じではあったけど、彼女はまるで毛色の違う(ある意味ロック的とも言える曲構成の)「The Skies Will Break」を本編の締めに持ってきた。これが今の私なのだという、それは矜持のようなものでもあったのだろう。
アンコールは思っていた通り今回も「Like a Star」だったが、アレンジは微妙に違っててやけに新鮮だった。
因みにプリンスの「I Wanna Be Your Lover」もやるかなと思ってたけど、それはやらず、カヴァーはボブ・マーリーの「Is This Love」だけだった。彼女が歌うとそれは彼女の歌になる。聴けてよかった。
サッグスが「ワンダイレクションじゃないよ。ウイ(ためて)アー(ためて)マッドネス!」と言った途端、後ろに電飾のMADNESSの文字がバーン! 。で、そこからはもう次から次へとヒット曲・代表曲の連べ打ち。「THE PRINCE」やるわ、「MY GIRL」やるわ、「WINGS OF A DOVE」やるわ。って、全部は書けないから省くけど、とりあえず新作からは4~5曲だったかな。それもそういうヒット曲の合間合間にいい具合に挿んでくるやり方で、現役バンドのバランスの取り方として正しいなぁ、と。
とりわけ大好きな「SUN AND THE RAIN」(雨に唄えばみたいなPVも大好き。当時ポッパーズで録画したのを何度繰り返して見たことか)は中盤あたりでやってくれて、その数曲あとには「TOMORROW'S JUST ANOTHER DAY」もやってくれて、僕ったらもう胸が熱くなっちゃって。
で、新曲のあと「1979年に戻るぜ」とか言いながら「ONE STEP BEYOND」始めたら、それまでおとなしくしてた客も前のほうにぶわっと押し寄せてきて、弾けて跳んで大騒ぎ。子供の頃からおしくらまんじゅうが大嫌いな僕はここでちょっと後退したものの、やっぱり曲の力に抗えず。しかもそのあと「HOUSE OF FUN」「BAGGY TROUSERS」と続き、さらにここでチョー大好きな「OUR HOUSE」がきて、さらに本編ラス曲はこれまた大好きな「IT MUST BE LOVE」!。大声で一緒に歌いながら泣きそうになってましたです、はい。