2017年4月28日(金)

 

ブルーノート東京で、サラ・マッケンジー(2ndショー)。

 

オーストラリア・ヴィクトリア州出身で現在はパリを拠点に活動するシンガー兼ピアニスト、サラ・マッケンジーの初来日公演。

 

繊細さと大胆さがいい塩梅で混ざった歌とピアノ、想像以上によかったです。実力あるなぁ。バンドも強者揃いで、わけてもドナルド・エドワーズ(ミンガス・ビッグ・バンドやダイアン・シューアもサポート)のドラムが凄かった。

 

サラ・マッケンジーはMCから察するに、とても上品かつ可愛らしい女性。たどたどしい日本語で頑張って挨拶してる感じとか、とっても好感もちました。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、空、屋外

 

2017年4月27日(木)

 

東京ドームでポール・マッカートニー。

 

“幻の国立競技場公演”の無念を引きずり前回は行くのをやめたので、観るのは2013年の東京ドーム以来。席はアリーナAブロックの前のほうではあったがずいぶんと右の横っちょでステージ後方はまったく見えないし、ポールがピアノの前に座るともう(スクリーンの映像でしか)見えない。こりゃきびしいなぁと始まる前は思っていたのだが……。ライブが始まってあの1曲目の初めのジャーンって音が鳴った瞬間に自分でも驚くほど盛り上がって、観ているうちにすっかり幸せな気持ちになってしまった。よかった。なんか、しみじみとよかった。

 

バンドとしての音とあり方になんだかとっても感じ入ってしまった。単純な感想だが、ナマのバンドって、ナマのバンドの音って、やっぱりいいもんだぁと素直に思った。あの素晴らしいバンド…の一員としてのポール、バンドマンとしてのポールのパフォーマンスにやけにグッときてしまった。

 

個人的に一番燃えたのが東京ドームで初めてやると言ってやった中盤あたりのあの曲。気分は「イエ~い、ロックンロール最高!」っていう。あと、比較的後半のバッで始まるタイトルの曲とか、アンコールのバーで始まるタイトルの曲とか。つまりロックンロールが最高だった。明快なロックンロール曲においてのバンドの感じがなんといってもよかった。ポールはロックンロールが一番いい。昔から美メロメーカーとしてよりもロックンローラーとしてのポールが僕は好きなんだが、昨日観ていて、やっぱりそういう曲で何より一番盛り上がっている自分がいて自分でも面白かった。

 

暴言吐くなら、バラードなくしてロックンロール曲だけで構成された1時間くらいのポールの激熱ライブを観たいとすら僕は思ったよ。というわけで、一言で感想書くなら「ロックンロールが最高」。以上!

 

 

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、大勢の人、スタジアム、屋外

 

自動代替テキストはありません。

 

 

 

2017年4月25日(火)

 

昭和女子大学人見記念講堂で、矢野顕子×上原ひろみ。

 

この前、久々に(上原さんに)インタビューしたことだし、今回は観ておきたい…というわけでチケットを購入。矢野顕子×上原ひろみ「ラーメンな女たち」追加公演を昭和女子大学人見記念講堂で観てきた。

 

とにもかくにも上原ひろみの凄さがあまりにも際立ったライブだった。久々に観たのだが、彼女、凄みが増してる。こう言っちゃなんだが…上原ひろみ圧勝。

 

「本気でラーメン食べたい」の迫力にやられ、帰り、池尻大橋のラーメン屋にとびこんじまいました。

 

上原ひろみ、ショバリーダー・ワンに加入しないかな…。

 

2017年4月20日(木)

 

ビルボードライブ東京で、ヴィンテージ・トラブル(1stショー)。

 

今回も最高すぎた。まだ大阪公演もあるので詳しくは書かないけど、今回のショー、去年までのものとはいろいろ違いがあって。VTの新章の始まりを感じられたのが何よりよかったところ。

 

ひとつだけ、これは前から発表されてたことだから書くけど、今回はサポートでキーボードがいて、その彼がなかなかいい仕事してて(しかも見映え的にもかっこよくて)、バンド全体の鳴り音もいい具合に変化してて……。

 

ああ、それにしても、かつてビルボードライブであんなとこまでいってあんなことまでしちゃったバンドがあっただろうか。自分もあの会場であんなにひゃあひゃあ叫びっぱなしで手ぇあげっぱなしだったの初めてだし。最高だぁ、やっぱVTは最高だぁ。どう考えたって世界一のライブバンド。とか勢いあまって書きたくなるくらい。大満足。

 

2017年4月19日(水)

 

新木場スタジオコーストで、メアリー・J.ブライジ。

 

来る度に観てるし今回はどうしよっかな、と始めは思ったのだが、スタジオコーストなら近い距離で観れそうだし、何より音響がほかとは違うので、会場が決め手となって行くことにした。結論。観に行ってよかった!!

 

やっぱ、古い新しいじゃないんだよな。何度か観てどういうライブかわかっていても、その場であの歌唱を前にするとどうしたって胸にくるものがあるわけですよ。ソウルと書いて一生懸命と読む、みたいなね。とりわけ新曲がすごくよかったし、そこから終わりにかけての熱量がとてつもなくて、引き込まれまくった。

 

アンコールはなかったけど、まあ、本編であれだけ全力出してんだから文句は言うまい。とりあえず、私生活はともかく歌手としての彼女が今非常にいい状態であることはわかったので、間もなく届く新作がすっごく楽しみです(私生活がアレなときほどむしろ作品に対する熱量があがってエモいもの作れる人ですしね)。

 

 

2017年4月16日(日)

 

上野恩賜公園野外ステージで、チャラン・ポ・ランタン『ブタ音楽祭2017』。

 

初夏のような天候。Tシャツ1枚で全然OKな気温。晴れ女たちなのか? あの姉妹。そういやこれまで雨のなかでチャランポ観た記憶があんまりないな。

 

16時ちょっと過ぎに開演して、通常のふたりライブ→「スットコドッコイラジオ劇場」公開収録(生歌含む)→to R mansionのパフォーマンス→ももソロ(猫系アイドル“もも”)→小春ソロ(Coppelia Circusとのコラボあり)→チャランポ+to R mansion+Coppelia Circus+長谷川愛実でサーカス的演出ライブ(=シルク・ドゥ・チャランポ)。と、あれやこれや盛り沢山。

 

えっと、すみません。なめてました。恩賜公園野外ステージで行なわれるライブって比較的のんびりした空気の漂うものが多いし、日曜の午後だし、わりとユルっと楽しむ感じのものかと想像してたんですが。まあ前半の「スットコドッコイラジオ劇場」公開収録あたりまではまだそんな感じもあってニッコリ観てたんだけど、凄まじいまでのテンションで押しきる猫系アイドルもものコーナーで爆笑し、そして日が暮れて笑いのモードから一気に空気を変えてみせた小春ソロあたりで身をのりだし、夜になってのシルク・ドゥ・チャランポ展開に至ってオレ、興奮。そして感動。いやもう想像を遥かに超えて、(特に後半は)しっかり練りあげられた“ザ・ショー”。正直、アンコールではちょい泣きそうになっちったよ(←もろい…)。

 

まずは、中野の小劇場から飛び出してきてこれが大ステージ・デビューとなった猫系アイドルももの熱量、凄かったすね、あれ。あの放たれ方。生き生きした感じ。天性のものですな、ももさん。中野では芝居の一部としてあれがあったから、それを察して観客はまだ笑いをこらえてるところがあったけど、この野外ステージではどっかんどっかん。中野の1週間で獲得したものが何らかの形でチャランポのライブにも反映されるだろうとは思ってたけど、このように物語的にも繋げて反映させてみせるとは。

 

それから小春ソロ。ももソロとは対象的に「聴かせる」あり方のそのコーナーも、しかしソロと言えども立体的で、去年の年末にソロライブ観ていいなぁと思ってたルーパーがしっかり活かされていたり。コッペさんとのコラボもあって耳と目の両方を楽しませたり。あれは日が暮れた時間に聴く(観る)ことできたのがよかったすね。スタッフ、ナイス計算。

 

で、繰り返すけど、なんといっても圧巻だったのが、小春譲の古くからの大道芸仲間たちが次々に加わっての最終コーナーとアンコール。to R mansionがその歌詞のイメージをさらに膨らませてそこに時計仕掛けの世界を立ち現わせてみせた「時計仕掛けの人生」なんて、今まで聴いてきたなかで最高とも言える出来栄えで、この曲で小春ちゃんが伝えたかったことが完全に理解できた感あり。あれをそのまま撮っただけでもMVとして成立しそうなくらいのレベル。化けましたね、この曲、to R mansionによって。そして、そこから「月」~「サーカスサーカス」と展開させるあたりも流れとして実に見事。じんわり哀愁。故に尚更ふたりだけでの「かなしみ」がまた沁み渡ったっていう。

 

アンコールの「貴方の国のメリーゴーランド」とかもそうだったけど、いやもう、to R mansionの貢献度の高さ、その素晴らしさたるやね。軽いコラボなんかじゃなく、完璧に動きやら小道具使いやらの計算されつくされたガチコラボ。その表現レベルの高さと、やるからにはあそこまでやるという心意気に、相当グッときましたよ。加えて彼らのフリにその場その場で対応できるチャランポ姉妹の柔軟性ね。彼らがこうきたら、こう動く、っていう。その勘の良さ。すごいと思う。(しかも前日は小春ちゃんはミスチルの京都公演で、ももちゃんはファンクラブ行事やっとったんでしょ?!。前日ゲネプロとかやってないんでしょ?!)

 

あの傘クルクルの場面とかもよかったよなぁ、名シーンだったな、あれ。それに客席内に分け入って演奏された「ムスタファ」ね。コッペさんも長谷川愛実さんも楽しそうだったし。それから最後に出演者みんなが並んだときに改めて思ったけど、全員の衣装の色彩のあの豊かさ。それだけで楽しい気分になれるような。で、そこには足長さんもいたりして。

 

そのあり方って、まさしくチャランポがずっと前から理想としてたサーカスのそれなわけで。「ああ、夢、叶えてんな~」って思ったら、おいちゃん、ホロリ。

 

ファンタジックでファンタスティック。あれ、大きなサーカステントかなんかで観ることができたらさらに最高でしょうね。いつか、真夏の夜にでも。真夏の夜の夢として。

 

2017年4月15日(土)

 

(*ネタバレ含みますので、このあと観られる方はご注意を)

 

昨日も武道館でノラ・ジョーンズ。一昨日よりもさらに感動した。本当に本当に素晴らしかった。ずっと好きでい続けているノラのことがまたさらに好きになった。

 

昨日はピアノ弾き語りのコーナーがとりわけよかった。「Seven Years」からの「Little Broken Hearts」、からの「Nearness」。「Little Broken Hearts」は一昨日もやったが、ピアノ弾き語り曲としてアレンジされたそれはオリジナルとはまったく別の曲のよう。そこにデンジャーマウスの影も形もない。曲のユニークさと深みを再認識。

 

セットリストはそんなに変わらないものだと思っていたら、ずいぶんと変わっていた。なんたってオープナーからして違う。一昨日は『デイ・ブレイクス』の1曲目「Burn」で始まって、2曲目は「Tragedy」。ピアノを弾くことの楽しさを再認識したと最新作のインタビューで話していたノラの、現在のモードをわかりやすく示した始まり方で、だから一昨日はそこから物語も感じとれるライブだったわけだが、昨日のオープナーはまずギターでラクに「Long Way Home」。ピアノ曲で始まるのとギター曲で始まるのではライブ全体の意味的なものも物語性も大きく変わる。こうやってときどきこちら側の思い込みをあっさりかわすのがノラという女性であることをここで早くも思い出さされた。

 

それから、一昨日「このアレンジもいいなぁ」と感じた1曲「Say Goodbye」を昨日はやらず、それは残念だったけど、一昨日はやらなかった「Chasing Pirates」を昨日はやってくれて、ウワ~イ。

 

で、個人的に昨日一番よかったのは…というか昨日のハイライトじゃないかと感じたのは「Lonestar」。ペダルスティールギターもノラの歌もコーラスも全てが味わい深くて、僕、うっとり。いやー、あれはよかった! 因みにこの曲は藤原さくらちゃんがヴォーカルスクール時代に初めてカバーしたノラの曲でもある。

 

それと昨日は『デイ・ブレイクス』からの「Peace」が聴けたのもよかったな。

 

2日間観れてよかった、けど、また観たい。もっと観たい。地方公演も買っとけばよかったかなぁ……。

 

2017年4月14日(金)

 

日本武道館でノラ・ジョーンズ。

 

当日に連投したツイートをまとめておきます。

 

↓会場にて1部と2部の間の休憩中に。

 

「ノラ・ジョーンズ観に来てる。昨日、前座が退屈ってツイートがいくつか流れてたけど、すごくよかったぞ。特にオルガンとギター。アンサンブルももちろん。普通にビルボードライブとかで単独観たい。」

 

↓帰宅後。

 

「今夜のようないいライブを観たあと、呑まずに帰るのは難しい。ので、蕎麦屋で晩酌セット。軽くひっかけて今帰宅。ノラ・ジョーンズはやはり素晴らしい。前回よりも断然よかった。」

 

「ノラ・ジョーンズat武道館。昔からノラは自分がバンドの一員であることに拘りを持ったライブをしていて、デビュー時の段階から「バンドであることが何より大事」「バンドでやってこそケミストリーが生まれる」と話していたが、今回もまさにノラとバンドのライブであり、息の合い方が素晴らしかった。」

 

「ノラ・ジョーンズat武道館。第一部からあのバンドの演奏に僕は引き込まれたが(退屈だとツイートしてる人が多くて驚いたし、そういう人がノラのライブを楽しめるのか心配になった)、ノラ+2名が加わるとバンドの音はさらに輝きを増した。ジャンル跨ぎのノラ表現に寄り添える柔軟性、すごい。」

 

「ノラ・ジョーンズat武道館。ジャズよりからカントリーよりまで柔軟に対応できるバンドだったが、とりわけオルタナカントリー的とも言える幽玄な表現に光るものあり。まだ公演残ってるので曲名は書かないが、ある曲ではクレイジーホースみたいに嵐吹き荒れるプレイをしてて、あれ、白眉だった。」

 

「ノラ・ジョーンズat武道館。総体としては前回ツアーのムードをわりと残した上で『デイ・ブレイクス』のジャズ感も加え、色彩を深めた印象。色に譬えると藍色かな。楽しい部分もあるけど、それはハンサムバンドとやってた頃の和気藹々感とはまるきり違うもの。何しろ深みがある。」

 

「ノラ・ジョーンズat武道館。とにかく構成が見事。ノラはピアノからアコギ、アコギからエレキと楽器を変え、音楽性が変化していった5作のアルバムの曲をときに意外性を持たせて繋げたりもする。この曲をこんなアレンジに変えるとこの曲と繋がるんだー、みたいな面白さ。そこには物語性も感じられた。」

 

「ノラ・ジョーンズat武道館。とりわけ『リトル・ブロークン・ハーツ』収録曲のアレンジがデンジャーマウスの影も形も残さないものになってて吃驚したし、そのアレンジの面白さに僕はかなり興奮したんだけど、みんなはどう思ったんだろ。あのアルバムからの曲をやってもみんなシーンとしてんだよな。」

 

「ノラ・ジョーンズat武道館。『デイ・ブレイクス』の曲の観客の反応はわりかしよかった。デビュー作の曲をやったときの拍手は相変わらず一番大きかった。3~5作目の曲の反応は大体薄く、特に『リトル・ブロークン・ハーツ』の曲ではシ~ン。やっぱりみなさんジャジーなノラがお好きなのね。」

 

「ノラ・ジョーンズat武道館。ノラ、以前よりも絶対、歌唱表現力が増してるよね。」

 

「ノラさんの武道館、明日(ってか今日)も楽しみ。セトリが一緒だったとしても全然かまわない。構成が見事だから。」

 

 

2017年4月13日(木)

 

新宿紅布で、ザ・たこさんとマキタスポーツ。

 

ザ・たこさん、今夜はなんといっても「イサホイ=シティ」を久々に聴けたのが嬉しかった。隠れた名曲。ファンクもいいけど、歌ものもね。マキタさんは、たこさん愛がダダ漏れてた。ホントに大好きなんだな。たこ好き仲間にもたくさん会えてよかったっす。

 

 

2017年4月12日(水)

 

渋谷O-EASTでショバリーダー・ワン。

 

スクエアプッシャーの初期曲を人力で再現するのがこのバンドなんだが、バカテクってこういうこと言うんだな、ってな超絶変態プレイを全員が繰り出してきて(特にトムとドラマー)、それがあまりに凄すぎてなんかもう笑っちゃうくらい。全員がLED付の覆面(ヘルメット?)してて、つまり表情がわかんないわけだが、一体どんな顔してあんな高速変拍子を繰り出してんだ?!っていうね。2017年型のジャズ? フュージョン? まあなんでもいいけど、なにしろ「すんげぇもん観た」感。ソニマニは背景演出とかもあったりすんのかな。もう一回観たくなってきたな…。因みに客は男ばっかでした。