2018年2月17日(土)

 

TOHOシネマズ六本木で、『デトロイト』。

 

差別主義の警官を演じたウィル・ポールターは、たいした役者ですね。だって本気でムカついたもの。彼って『リトル・ランボーズ』のあの子なんだね。立派な役者さんになられましたなぁ。

 

さすがにズシンときた。かなりの時間とって描いてるモーテルでのあのシーン、凄まじい緊迫感と異常性においてちょっと『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』を思い出したりも。

 

2018年2月13日(火)

 

クアトロでFunk on Da tableを観たあと、ビルボードライブ東京に動いて、メイリー・トッド(2ndショー)。

 

初めてライブを観たのだが、発想の面白さが光ってた新作を聴いたとき以上に「わぁ、創造力のカタマリだー」と驚かされると同時に胸が躍ったライブだった。ステージにいるのは彼女とドラムの男性とキーボードの女性だけ。なのだが、表現する音楽性はネオソウルにポップにエレクトロにディスコ風味にと相当多様で、少しも飽きさせない。クール、かと思ったら、なかなかに情熱的だったりと、イメージが定まらないことの面白さ。

 

ハープを弾きながら抑制されたトーンで歌う序盤(の声の出し方)はコリーヌ・ベイリー・レイかときどきシャーデーみたいな印象。そのときユニークかつ高レベルな映像との同期もあって、そのアプローチの仕方にちょいビョークが浮かんだり。かと思えば、客席におりてって観客と絡んで歌うサービス精神もあり。そのへんから開かれた感じがどんどん増していって、曲はスウィングアウトシスター初期を思わせる80sポップの楽しいものに。で、今度はミネアポリスファンクみたいなノリになって、彼女もユニークな振付で踊ったり。そこ、僕はプリンスがプロデュースした時期のシーナ・イーストンが思い浮かんだりしたんだが、インタビュー読んだら「坂本龍一や菊池桃子を好きで聴いてた」みたいなこと言ってたから、そうか、あれは恐らくラ・ムーの影響だったか。

 

歌表現や佇まいやファッションのクールさに反して喋り声は思いのほか大きく豪快に笑ったりするその感じも好感持てて。いやー、面白い表現者だなー、メイリーさん。いつかお会いしていろいろ話を聞いてみたい。もっと売れるべきだし、もっとメディアにとりあげられてきちんと評価されなきゃいけない才女、ですよ!

 

 

 

2018年2月13日(火)

 

渋谷クラブクアトロでFunk on Da table。

 

KenKenと山岸潤史とNikki Glaspi(ビヨンセ、メイシオ、ダンプスタファンク)とJohn“Papa”Gros(ジョージ・ポーターJr~パパ・グロウズ・ファンク)の4人からなるバンドで、2時間強の極太ファンク大会。すごかった。4匹の怪獣、大暴れの図。KenKen、嬉しそうだったなぁ。そりゃそうだよな。4人の相性よすぎるくらいだもんな。

 

それにしてもNikki Glaspiのドラムの異次元感たるや。なんだろ、あれ。タイトとかファンキーなんて形容じゃまるで物足りない。感性がめちゃめちゃ豊かなんでしょね。そりゃビヨンセもメイシオも頼りにするはずだわ。

 

次のライブに向かうため後ろ髪ひかれつつアンコールを観ずに出てしまったんだが、残った友達によると最後にゃホトケさんとマリちゃんが加わってウエストロード曲とエブリデイピープルをやったそうな。くぅー。フジでまた観たいもんです。

 

 

 

2018年2月10日(土)

 

TOHOシネマ新宿で、『羊の木』。

 

相当異質なテンポ感。暴発はせず、ただ「不気味さ」ばかりが淡々と何層にも重なっていくことの威力。話が動き出す前がより怖かった。

 

2018年2月8日(木)

 

ビルボードライブ東京で、Char(1stショー)。

 

言うまでもなく最高。観ながら「ああ、僕はCharの歌声が、ギターが、曲が、全部が、本当に好きでしょうがないんだなぁ」と改めて思っていた。Charがソロ名義でビルボードライブに出演するのは今回が初めてだが、あの空間によく映え、音響的にもバッチリ。ドラマー、ロバート・ブリルの個性(上手さ)が今まで観たなかで最も強く感じられた夜でもあった。とりわけ後半、トーキョーナイト~スリル~スモーキー~シャイニンユー,シャイニンデイと続いたところはたまらんものがありましたよ。特に「スリル」。ゾクゾクした!
https://www.youtube.com/watch?v=xrk0VRu_c-I

 

因みに前情報で今回のプレイを支えるのは澤田浩史とロバート・ブリルのふたりと聞いていたので、アエラスタイルマガジンの原稿にもそう書いたのだが、フタを開けてみたら佐藤準もちゃんといた。まあそうだよね。佐藤準なくして考えらない曲もいろいろあるわけだしね。

 

5月には日比谷野音もあるようで。もちろん行きますとも。

 

 

2018年1月31日(水)

 

下北沢CLUB Queで、Glider。

 

以下、感想ツイートのまとめです。

 

「久々にライブハウスで観るGlider、すげえよかった。全曲『DARKⅡRHYTHM』から。あの傑作の素晴らしい曲たちが盤のそれとは少しだけ異なる生々しいアレンジで演奏され、躍動してた。ここからライブバンドとして急激に進化するのは間違いない。」

 

「「サンダーソニアの黄色い太陽」から「ナルシス」の流れが鳥肌ものの最高さ。とりわけ「ナルシス」のサビにおけるマサハル君とユウスケ君の歌での掛け合いが実にパワフルで、この2声は新生Glider最大の武器になることを確信した。」

 

「あとやっぱりショウヘイくんのドラムがめちゃめちゃいいよね。最近若くて上手いドラマーが本当に増えてるけど、センスも含めて群を抜いてるんじゃないかと。ショウヘイくんがいてこそGliderがGliderになるというか。今日観てて改めてそう思ったな。」

 

「それからGliderのあと、弾き語りで聴かせたSSWの金木和也。僕は初めて観たんだけど、1曲でもうガッと引き込まれたし、凄い才能の人だってわかった。数秒で場の空気を変えられる人。言葉に力がある。刺さる。喋りからも熱い思いが伝わってきた。注目しなきゃ。」

 

 

2018年1月29日(月)

 

リキッドルームで坂本慎太郎。

 

無駄な音一切なし。でも詰まってなくて隙間あり。西内徹さんのフルートとサックスが効いてたなぁ。とりわけ中盤から後半にかけてのディスコのりが開かれてて最高。満杯すぎてほとんど身動きとれない状態ながらも、最後まで気持ちよくユラユラしました。完全に異空間。観れてよかった。

 

2018年1月28日(日)

 

川崎クラブチッタで、Caravan。

「"The Harvest Time" TOUR 2018 Release Party」。

 

バンドメンバーは写真を見ての通りの凄腕たちですからね、それはもう豊かで味わい深い音でしたよ。完全に新作『The Harvest Time』主体(ほぼ全曲やった)で、それ以外は確か5~6曲のみ。それだけ『The Harvest Time』というアルバムの出来に手応えを感じているんだろうし、そこからの曲をたくさん歌いたい(聴かせたい)という気持ちを抑えられないということなんだろう。僕も大好きで何度も繰り返し聴いたアルバムなので、「この曲がこのバンドで生演奏されるとこうなるんだなぁ」と、しみじみ感じ入りながら最後まで聴いた。「Maybe I'm a Fool」なんて終盤にCaravanがかっこいいギターソロをたっぷり弾いて、アルバムのそれとは全然違う感じになってたし。メンバーひとりずつとのコラボ・パートも実によかった。それにしても今のCaravanは本当にいい状態にあるな。今日発表された5月20日のEXシアター六本木公演も楽しみだ。

 

2018年1月27日(土)

 

高円寺U.F.O.CLUB で「発狂天国vol.76」。出演は、ザ・たこさん、住所不定無職、オシリペンペンズ。

 

1番手はザ・たこさん。2018年の東京一発目。安藤さん、動きがキレてて軽やか。ウォーキングの成果あり。声の出力も凄かった(風邪ひいたそうで万全ではないとあとで言ってたが、全然そんなふうに感じなかった)。また、会場がUFOクラブというロックバンド向けのハコなだけに、山口さんのギター音はガレージロックバンドっぽい響きで、それもまたカッコよし。ザ・たこさんの中にあるロックバンド的な一面が強調されてたように感じられた。今年は結成25周年。いろいろ楽しみだ。

 

2番手はかなり久しぶりに観た住所不定無職。久しぶりだな、最近あまり名前を目にすることなかったなと思ったら、どうやらここしばらくは年に1度しかライブをやらない方針だそうで、今年は昨日のがライブ初めにしてライブ納めなのだとか。どうしてそういうことになってるのか、帰ってからネットでメンバーのコメントなど探してみたのだが、わからずじまい。ただ、YURINAは「多くは語らないですが、多くを語らない代わりに住所不定無職を終わらせないのです。理由はひとつ。住所不定無職の音楽がすんごいすきだから」とツイートしてた。うーむ。もっとバリバリやればいいのにと思うが、そうしない(できない?)理由があるのだろう。で、久々に観た彼女たち、年に1度しかやってないわけだから、アンサンブル的にはぐっちゃぐちゃ。全然揃ってなくて数年前に観てた頃のほうがもっと上手かった。のだがしかし、一時はバンドにいなかったこともあったゾンビーズ子のギターが得も言われぬ衝動に満ちていて、なんかビンビンくるものあり。また、楽曲は(かつて『GOLD FUTURE BASIC,』という傑作を放ったこともあったぐらいだから)当然どれもキャッチーで素晴らしく、やっぱりなんだか勿体ないなぁ、という気がしたりもしたのだった。

 

3番手はオシリペンペンズ。初めて観たのだが、今の自分の生理には合わず。でした。