プロ野球、8/4のロッテVS西武戦。
9回表、2点リードの場面で投手交代が告げられた途端、客席からは爆発かと思うような大歓声が沸いた。
いつもならここは現クローザーに座る横山投手の出番だが、ロッテファンならこの尋常ならぬどよめきで益田直也投手の登場だとわかる。
去年、名球界入りの条件である250Sまであと2つまで来ていたのに不調が続き、今年はすでに1セーブを挙げるも、本人もファンもじりじりしつつこの日を待っていた。
2011年の入団以来、セットアッパー、守護神とフル稼働で、今回の250セーブ達成もすごいのだが、ホールドも実に176も挙げている。精神的にも体力的にも人一倍頑丈で強くなければとてもできない記録だと思う。
正直言って、近年の益田投手は、試合を壊してしまうことも何度かあり、もうセーブシチュエーションで投げることは難しいのかな、と個人的には懸念していた時期もある。
ただ、ロッテにとっては長年の功労者であり、尊敬に値するし、若いチームにおいて頼りになる先輩であることは間違いなかった。
この日は8球での3者凡退、記録達成記念にふさわしい締めだった。
心からおめでとうございます、これまでありがとう、と何度でも叫びたい。
それから、この試合では珍しい選手にホームランが出た。
小川龍成選手。今年ファン投票1位でオールスターにも選ばれた、主にそのセカンドの守備が評価されている小兵の選手。
最近はすっかりスタメンに定着したが、ちょっと前まではネームバリューがある選手に押し出されることが多く、守備固めやバント要員というイメージだった。
でも、「俺はこうやってレギュラーを取っていくんだ!」という、細かい好プレーが多かった。
印象的なのは2024年に2アウト満塁からサヨナラスクイズを決めたこと。
後から、「彼はいつもああいうバント練習をずっとやっている」というレポートを読み、自分はどうやったら試合で役に立てるのか、と頭を使える選手だと知った。
体もそう大きくなく、そんな小技を売りにしているので、この日ライトスタンドに叩き込んだホームランには仰天した。
そう、最近は守備だけじゃなく、バッティングも強い打球が多くなっていたけど、ごめん、ホームランは想像していなかった。
4年ぶり2本目だというそんな貴重なものを見てしまって、えらく得した気分。
益田投手の大記録に隠れてしまったけれど、こちらも私はもろ手を挙げて喜んでいます。
(了)
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