最近、個人的にメリル・ストリーププチ祭りを開催中↓ だったので、早速観に行った「プラダを着た悪魔2」。
それでも封切りから少しずらしてGWも外してしかも平日の昼だったのに、ほとんど満席。
前作から20年という、そんなに経っても尚あのインパクトやパワーに影響された人が多いということか。女性客ばかりかなと思いきや、男性も多くそれも若きも年配もいらっしゃり、ちょっと意外。
内容は、NYの一流ファッション誌「ランウェイ」が舞台。そのカリスマ編集長として、ファッション業界の頂点に君臨するミランダと、かつてそのアシスタントだったアンディ。今やデジタルが主流、雑誌は窮地のご時世、2人のタッグで「ランウェイ」の危機を救えるか、といったもの。
現代はほとんどの情報がデジタルへ移行、紙はどんどん追いやられる。そんな時代を色濃く映したお仕事奮闘もの。デジタルの便利さにあやかりながらも、窮屈で殺伐感や逆にそのために不便を感じることも多い世代としては、リアルにイタイ背景だった。
ファッションて、実際見て着て肌触りを感じて楽しむものだと思うのだけれど、そんな分野を指南する雑誌までもが仮想に取り込まれるしかないとは、どんどん人間的な感覚が削がれてしまう気がする。
ストーリーの方は、お仕事物が氾濫する現代物語の中では普通だったかな。
ファッションの華やかさや、ミラノのドゥオーモなど、見て楽しいシーンは多かったものの、ミランダのカリスマぶりが衰えている設定なのが悲しかった。
私が前作で一番好きだったのは、ミランダの暴君ぶり。
コートとバッグを秘書のデスクに放り出して片付けさせるという、その象徴ともいえる行動が面白かった。アンディを認めた翌日には、その放り出す先がエミリーのデスクに変わる。そのセリフなしでわかる変化が、巧い作りだったなあと。
それが、今作では自分でコートをフックにかける……慣れないのでもたもたと。一般社員が利用する社内のカフェテリアがあるのも知らなかった彼女だが、初めてそこに足を踏み入れざるをえない。
老兵は去るのみ、のような悲哀が感じられて、……ミランダにはいつまでも滅茶苦茶な暴君であってほしかったなあ、と思ってしまった。これも、時代の流れでパワハラに当たるの何なのという、映画作成上の制限があったりしたのだろうか……。
エミリーとナイジェルは前作から好きなキャラ。エミリーの転職や出世は意外、ナイジェルが出世していなかったのも。でも彼らとミランダとアンディが、共に今後も素敵なお仕事をしていってほしい、と思わせる良い結末だった。
(了)
「桜前線」がお題の短編(現代ファンタジー)。11分で読めます!
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「散歩」がお題の短編(ヒューマンドラマ)。12分で読めます!
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「変わらない場所」がお題の短編(青春)。14分で読めます!
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「おまじない」がお題の短編(童話)。7分で読めます!
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「鬼」がお題の短編(現代ファンタジー)。10分で読めます!
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***以下過去受賞作抜粋です***
↓✨第260回超妄想コンテスト 「雪月花」がお題の超短編、佳作をいただきました✨
6分で読めます!(ヒューマンドラマ)
第1回育成コンテスト「キャラクター 陰と陽」がお題の短編(現代ファンタジー)で、佳作をいただきました✨
14分で読めます!
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✨第250回超妄想コンテスト「旅/冒険」がお題の短編で優秀作品に選んでいただきました✨
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✨第238回超妄想コンテスト「冬の朝」がお題の短編で優秀作品に選んでいただきました✨
14分で読めます! (恋愛)←ちょっと無謀なジャンル挑戦でしたが……_| ̄|○
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第231回超妄想コンテスト「天使」で、佳作をいただきました。9分で読めます!(現代ファンタジー)
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第185回コンテストで入賞作に選んでいただいた、「○○解禁」がお題の短編はこちら↓
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