物語を創る作家さんから良く聞く話の一つに、「アイディアメモ帳を作っている」というのがある。
例えば、他愛ない会話、読んだ本、史実の発見、時事ネタ等、気になった事柄をジャンル別にメモしておくのだ。
メモした時点では物語までは膨らまないような些細な出来事。
なのでメモの域を出ない。
でもそれが、あるニュースやイベントごとや身の回りの変化などをきっかけに他の何かと結びつき、物語にできる、というところまで上がっていく。
その理屈はわかるし、「この話が出来たきっかけはこういう思いをずっと持っていて、あるとき近所にこんな事件があったのでストーリーになりました」とかの話はとても説得力がある。
だから私もメモを作るぞ、と何度もトライしたのだけど……
できない。
メモを書いてもバラバラ。
何のジャンルに入るかの分類ができず、だから上手く整理できない。
そうしてそれらはメモしたことも忘れてどこかへ消えていく。
ということを繰り返してきた。
結局、継続挑戦中の短編コンクールで出されるお題に則して、連想ゲームであれやこれやの経験や思いやニュース等を、記憶の底の底から引っ張り出すのが私のネタ出し。
つまり毎度毎度スタートラインに立ってから四苦八苦してひねり出すのだ。
一応いくつかのネタメモもあるにはあるのだが、生きたことがない。
ただ、エッセイに関しては箇条書きのメモが役立っている。
日々こんなことがあった、あんな風に思った、等を分類もせずとにかくベタ書き。
これはうまいこと使えているのだが。
物語の創作となると、ネタだけじゃなく、キャラや背景やジャンル設定や、伏線やらどんでん返しやらの展開や……あれこれが組み合わさってできるものなのだな、とつくづく思う。
だからメモの分類方法がうまくいかないんだろうな。
「キャラ」「背景」「コメディ」「ホラー」とか分類しても、例えば「妙なお巡りさんに出会った」といったネタがさてどれでしょうか、となると「キャラ」なのか「ホラー」なのか、という感じで自分でよくわからなくなる。
で、エッセイネタのようにただ順番に並べて書いておくだけだと忘れていくし、見直すのも面倒になって……。
ちなみに、変な夢を見てそれが使えそう、と起きて急いでメモしたこともある。
が、夢というのは大体断片的で、後から読んでも何のことかよくわからないことが殆ど。
で、結局……私の場合、アイディアは都度都度0から始まっている……。
(了)
「おまじない」がお題の新作短編(童話)。7分で読めます!
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「鬼」がお題の短編(現代ファンタジー)。10分で読めます!
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「雪月花」がお題の超短編(ヒューマンドラマ)。6分で読めます!
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「銀」がお題の短編(ヒューマンドラマ)。12分で読めます!
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***以下過去受賞作抜粋です***
第1回育成コンテスト「キャラクター 陰と陽」がお題の短編(現代ファンタジー)で、佳作をいただきました✨
14分で読めます!
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✨第250回超妄想コンテスト「旅/冒険」がお題の短編で優秀作品に選んでいただきました✨
12分で読めます!(ヒューマンドラマ)
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✨第238回超妄想コンテスト「冬の朝」がお題の短編で優秀作品に選んでいただきました✨
14分で読めます! (恋愛)←ちょっと無謀なジャンル挑戦でしたが……_| ̄|○
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第231回超妄想コンテスト「天使」で、佳作をいただきました。9分で読めます!(現代ファンタジー)
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第185回コンテストで入賞作に選んでいただいた、「○○解禁」がお題の短編はこちら↓
14分で読めます。(ファンタジー)









