いなくなる人(25/12/21) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

年賀状欠礼のお知らせがちらちら来るこの季節。

私も近年は何回か出した。

 

若い頃はたまに受け取ることもあったけれど、その対象はご両親だったりご祖父母だとかの一世代二世代前の方々だった。

 

それが、今はそろそろ同年代の訃報が普通に来る。

 

いたはずの人がいなくなる。

いない。

どこにも。

いくら連絡しても返事はない。

 

何かするたび、どこかへ行くたび、その人のことをフッと思い出す瞬間があって。

あんなことあったな。こんなこと言ってたっけ。こういう性格だったよね。などと。

 

いつのまにか自分がそれと同じことをしていたり、その思い出が自身の行動に影響していると気づくこともある。

 

いつもの毎日にその人がいなかった場合は特に何かが変わるわけじゃない。でも迷ったり悩んだときに、ちょっと連絡をしようとして、……いないと思い知る。

 

そのたび肩が重い。胸が痛い。心がキュッと閉まる。

 

小さい頃からよく「お年寄りを尊敬しなさい」と言われたし、今も大人は子どもにそう言うだろう。でもその実、特に何の思い入れもなしに「はいはい」とうなずいていただけだった。

 

だけど年のいった方たちは、身近な誰かが「いなくなる」ということを、どれだけ重ねてきたのか。


確実に自分よりたくさんのそれを経験している人たちなんだ。

こんな喪失感やえぐられる思いをいくつも乗り越えてきた人たちなんだ。

その上で笑えるようになった人たちなんだ。

 

そういう意味で、最近は年配の方を心から尊敬するようになった。

 

私にはとても多くの親戚がいる。

それも、親世代がまだまだたくさん。

この年末も、滑り込みで一件お葬式があった。


子どもの頃から可愛がってくれた人たち(嫌なことも言われた思い出はあるけれど)。

その人数分だけそんな思いを繰り返すのかなあ、と思うと今から悲しくて暗い気持ちになる。


まあ自分だってもう、ずっと元気とは限らない年齢なのだけれども。

 

会いたい人には会えるうちに会って、話したいことをいっぱい話そう。

今出来ることはそれしかないと思っている。

 

(了)

 

 

「もしもあの時……」がお題の短編。12分のSF。

彼のいない海

 

 

 

 

 「もしもあの時……」がお題の短編、もう一作。 14分で読めます!(現代ファンタジー)

約束をもう一度

 

 

 

 

 

「へんしん」がお題の短編です! 4分で読めます!(詩・童話・絵本)

ヒーローの出番

 

 

 

「へんしん」がお題の短編もう一本! 9分で読めます!(コメディ)

おへんじゆうびん

 

 


「失恋」がお題の短編です! 13分で読めます!(現代ファンタジー)

手毬唄の想ひ出

 

 

 

 

 

  

 

***以下過去受賞作抜粋です***

 

✨第250回超妄想コンテスト「旅/冒険」がお題の短編で優秀作品に選んでいただきました✨

12分で読めます!(ヒューマンドラマ)

おみやげ狂騒曲

 

 

 

 

✨第238回超妄想コンテスト「冬の朝」がお題の短編で優秀作品に選んでいただきました✨

14分で読めます! (恋愛)←ちょっと無謀なジャンル挑戦でしたが……_| ̄|○

易しい悪女の作り方

 

 

 

第231回超妄想コンテスト「天使」で、佳作をいただきました。9分で読めます!(現代ファンタジー)

きみのおかげ

 

 

 

 

第213回コンテストで佳作に選んでいただいた「ポケットの中」がお題の短編はこちら↓ 

11分で読めます。(ヒューマンドラマ)

ハンドメイド作家とただの客 

 

 

 

第185回コンテストで入賞作に選んでいただいた、「○○解禁」がお題の短編はこちら↓ 

14分で読めます。(ファンタジー)

バラを育ててはいけません