苦し紛れのアイディアその6(23/10/22) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

皆勤投稿しているコンクールで「夏の終わり」というお題が出たのは8/23。締め切りは9/24だった。

 

その間ずっと暑くて暑くて、夏の終わりなど来るのだろうか、さっさと終わってくれよ、暦無視するなよ、もうとっくに秋だろう、とか、バテまくって文句しか湧いてこなかった。

 

なので、「暑さはやわらぐが切なさも」という課題の追記にはまったく共感できず、恨み節オンリーだった私。

(9月に上げたブログ「暑すぎる夏」と重複しているところがあります……暑さに相当やられたらしく、記憶から欠け落ちてました)

 

そんな状態で作ったので、「夏を終わらせたくないクマのぬいぐるみが世界を滅ぼす」という、荒唐無稽だけどこの長い夏への恨みを込めた話となってしまった……。

 

↓「夏の終わり」がお題の短編。13分で読めます。後味、悪し。

全部、クマのせい  (ホラー的な現代ファンタジー) 

 

ぬいぐるみのクマさんが一度離れた持ち主と再会、一緒にいられるのは「夏の間」という期限付き。

だからクマさんは夏を終わらせたくない。ただそれだけの純粋な気持ちだったのに。

異次元の力を持つ友人と出会い、その力を自分の物にできてしまったことで、やりたい放題が可能になり。

 

という、一見可愛らしいようで、救いのない話。

でもこれで一応、長かった今年の夏への作者の憂さは少し晴れた。

 

創作をしているとそういうこともあるので、精神衛生上いいときもある(もちろんよくないこともある)。

 

そして現実には、このところようやっと涼しく、いや少し寒ささえ感じるようになってきた。

 

二季? 

昨今、秋が短い(春も)。

気付けば朝日はなかなか上がって来ないし、暗くなるのも早い。

 

過ごしやすくてよく眠れて食も進む。そんないい季節にしばらく浸っていたいけど、短いだろうことは明らか。冬はすぐそこ、という予感がそこかしこに漂っていて、ため息も出る。

 

(了)

 


 ↓「発見」がお題の短編です。12分で読めます。(コメディ寄りのヒューマンドラマ)

おみやげをどうぞ

 

 


↓「そうだ、○○へ行こう」がお題の短編です。11分で読めます。

僕の完璧な旅行計画 (ヒューマンドラマ)

 

 

↓「運命のふたり」がお題の短編です。14分で読めます。

藤より出でて  (ヒューマンドラマ)

 

 

 

↓連載完結しました。

野球女子らいと  (朝ドラ風長編ヒューマンドラマ)

 

 

 ↓第193回コンテストで、優秀作品に選んでいただきました

最終回をさがして (恋愛)

 「最後の〇〇」がお題の短編です。11分で読めます。

 

 

 ↓第187回優秀作品に選んでいただきました

正しい忘れ癖の治し方 (ヒューマンドラマ) 

 「忘れもの」がお題の短編です。14分で読めます。

 

 

 

↓第185回コンテストで入賞作に選んでいただいた「○○解禁」がお題の短編はこちら。14分で読めます。

バラを育ててはいけません (ファンタジー)