近頃よく思い出すのが、昔よく読んだ漫画の1フレーズ。
「肩が重い、肩が」
これは、主人公が怪我をした腕を肩から吊って「腕って重いんだな」と思い込んでの発言。実は彼女に祟っている怨霊が肩に乗しかかっているせいだった、という怖いオチ。
私の場合、怨霊ではない(はず)が、最近肩の調子が悪くて、だからこのフレーズを思い出してしまう。
捻ったりちょっと伸ばしたふとした瞬間に、結構な激痛が走る。声も出せずにうずくまってしまうほどの。
その痛さが怖くてなるべく動かさずにいたら、肩周りがどんどん固まっていって、ついには洗顔、歯ブラシ、髪をゴムでまとめるなども辛くなった。Tシャツの脱ぎ着、エプロンの後ろ結びなども不可。肩の可動域がほぼなくなってしまい、生活全般に支障が出るようになった。
ある意味、怨霊話より怖い。
もう限界と、渋々超大混雑の整形外科に出かけ、何時間も待って診断してもらった結果、肩関節炎ということだった(「○十肩ですか?」と聞いたけどそうとは言われなかった)。
転んだとか激しい運動をしたとかの理由が見当たらなくても、いつのまにかこうなる人は多いらしく、対応も診断も早くて明確だった。
「筋肉を剥がす注射」というのを打ってもらい(めちゃくちゃ痛かった)、リハビリに励むことになった。
これで治るのね、と喜んだのも一瞬。1ヶ月経ってもまだ痛みと可動域の狭さが続く。
リハビリに励むもかなり痛くて毎度泣きそう。
しかも効果が出ているのかよくわからず、あれこれ遠回りにしかできない身支度やら日常生活がまどろっこしい。そんな毎日が今後もずっと続くのかと憂鬱さばかりが増してゆく。そう悲観するとあらゆることへのやる気が削がれていく。
が、ある日急に、スコッと筋肉の固さの一部が抜けた感があった。多少可動域が広がり、動作もちょっと楽に。
まだまだ元通りとはいかないけれど、それだけでちょっと救われた気がした。今後どんどん良くなりそうかも。そう思える光が射してきた。
それで、おうちリハビリとして指示されたストレッチを隙あらばやる。とにかくやる。痛くてもやる(泣)。
この壁を超えたらスイスイ動くのか、あるいはこの痛みが出る動作はしちゃいけないやつなのか。その判断がイマイチつかないので、毎度理学療法士さんにお訪ねしながら。
絶望的な気分でいたところからちょっとだけ前進。たとえこういったことであれ、後退したマイナスからゼロへ戻す作業だとしても、進歩って嬉しいものだなあと思った。
通院のときに「随分固さが取れましたね。おうちでリハビリ頑張ってるのがわかります」などと褒められて更にやる気アップ。
ささやかな進歩やちょっとだけでも褒めてもらえる。この年になっても、そういうことで元気が出るんだなあと改めて思った。
とにかく、早く肩動くようにリハビリ頑張ります(TOT)
(了)
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