ヤクルトvsオリックス。
去年と同じ顔合わせの日本シリーズだった。
昨年は接戦ばかりで口から心臓が飛び出そうな試合が続き、何年かぶりに満喫した頂上決戦だったので、今年も本当に楽しみにしていた。
で、期待に違わず、今年も凄まじかった。白熱の、ドキドキが止まらない、どっちも絶対に譲らない気迫が目に見えるような緊迫した試合ばかりだった。
オリックス目線で振り返ると。
初戦をエース山本由伸で落としたオリックス。しかも負傷の途中退場で今後の出場が微妙。
2戦目は3点リードの逃げ切りに失敗して、延長12回の末引き分け。負けと同じくらいのショックがあったと思う。
3戦目、本拠地京セラドームに移ったものの、1-7で大敗。ああ今年は昨年のリベンジもできず0勝で終わるのかオリックス、と思ったが。
翌第4戦は1-0で辛勝、
5戦目は、さすがの吉田の2本のホームランで劇的勝利(何と勝ち越しソロとサヨナラ2ラン)。
神宮へ戻ってヤクルトが巻き返すかと思ったが、第6戦はオリックスの3-0、第7戦は5-4で日本一を決めた。
山本負傷で、先発が2度回ってきた山崎福也は、恐らくヤクルトもマーク上位ではなかったと思うが、シーズン中にロッテも散々やられた好投手(注、私はロッテファンです)。
そして、リリーフ陣。
シーズン中ずっとロッテ戦を観ていた私も見覚えのない宇田川とか(終盤急成長した投手らしい)、先発だったはずの山崎颯一郎とか。素晴らしいピッチャーが続々出てきた。
ああ来年はこの人たちにロッテもきりきり舞いさせられそうでヤダわー、と思っちゃうような。
中嶋監督が「ヤクルトはどれだけ点差があっても必ず追いついてくる。強いチーム」とインタビューで話していたが、お互いそういうチームなので、観ている方も胃が痛くなるほどのシーソーゲームだらけ。
セパそれぞれの一番強いチーム同士の、超一流選手達の対決はこんなにスゴイんだよ、という展開を堪能できた濃い7試合だった。
引き分けがあったので、36年ぶりの第8戦の可能性もあったわけで、見てみたかった気もするけど。
MVPは杉本選手。
シーズン中はあまり良くなかった(佐々木朗希のパーフェクト試合で最後のバッターになっちゃうとか)。
でもやはり何か持ってるのか、ラオウ。ホームランのあの昇天ポーズこそ見られなかったけど、渋いヒットや守備でのレーザービームなど、ここぞ、という場面でやってくれた。
でも、紅林、二人の山崎、山岡、宮城、宇田川、比嘉等、賞をあげたい選手がいっぱい。
ヤクルトも、勝っていればきっとMVPはオスナ、他塩見、高橋、田口等、光る選手がたくさんいた(敬称略)。
今後もも楽しみな両チーム。
オリックス、26年ぶりの日本一、本当におめでとうございました。
(毎年日本シリーズのこと書いてました→
「何年ぶり? 観応え充分だった日本シリーズ」(2021)、
「あんまりだった日本シリーズ」(2020)、
「あっけなかった日本シリーズ」(2019)、
「甲斐キャノン」(2018))
(了)
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