創作裏話(22/1/23) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

この物語に書いたここのエピソードは、こういう裏付けがある、こんな思いを込めた。

そういう裏話が、書いた話の数だけある。


それはストーリーに大いに関係あることも、全然どうでもいい些細なこともある。

 

例えば、最新作短編「誕生日の不幸」 。

 

私が小学生低学年の頃に、祖父の家になぜか1冊だけあった少女漫画雑誌(当時すでに古本だったかも)。そこに載っていた「誕生日が怖い」という読み切りを思い浮かべて書いた。

 

もうストーリーも作者も忘れてしまって、ネット検索もかけてみたのだけどヒットせず。

でも確か、楳図かずおさんばりの絵で呪い系の話で、怖くて眠れなくなるのをわかっていて祖父の家に行くたび読んだ。

 

……という思いとタイトルしか覚えていないのだが、その感覚を「キモ」として書いてみたのがこの「誕生日の不幸」。

だから元のものとは全然違うだろうし、「怖い」方向も全く異なっていると思う。

 


他にも。

「守護神の選択」

 

 

この作品は、ドラえもんを思って書いた。ドラえもんのように爽やかな児童向けな話とは程遠いけれど。

 

もちろんドラえもんは子供の頃に愛読していたしアニメも好きだった。何も考えず、いいなあ便利な道具、あれ欲しいなあ、みたいなスタンスで読んだ。


たとえば、タケコプターとタイムマシンのうち1つ選ぶとすればどっちにする、とか、絶対欲しいのは暗記パンと翻訳こんにゃくだな、とか。

 

でも最近、知り合いが「いつもドラえもんに頼る前提ののび太が嫌い」と言ったので、目からうろこ。そういう見方もあるんだ、と。

 

というわけで、もしドラえもんが助けてくれることに慣れきったのび太が増長したら。そのことにドラえもんが不満を持つようになったら。という考え方で出来上がったのがこの「守護神の選択」。

暗くて何の救いもない話になってますが。

 


それから、

「お迎え百人出来るかな」

 

 

この主人公は、セルフカバー的な感じで書いた。

 

何年も前、イノシシ的な勢いのある、嫌味でかつ破壊力のある元気な女性を書いたことがあって。彼女のストーリーはその後も自分の中でシリーズとして何作も続いたので、キャラがよく走ったのだろうと思う。

 

自分が書いたヒロインをなぞる感じなのだから、同じように走ってくれるだろうと思ったのが間違い。

その当時の自分が若かった、と痛感したのだった。今の私は、あの勢いや破壊力を書くにはパワー不足になっていて、走るどころではなかった……。

 

それから

「礼状の波紋」

 

 

これは、海のボート事故に居合わせた人たちのその後を書いたもの。

 

よく聞く小話「溺れた恋人と親友のどちらを助けるか」といった話を思い浮かべて書いた。でもそういう選択の話じゃなくて、その人たちがどんな思いでそこにいてその後それがどう影響したのか、が気になって書いてみた話。


書いたものどれもこれもに何らかの、裏話と言うほど大げさではないけど、キッカケやキーみたいなものがある。


要は創作って結構、自分の見聞きしたいろんなことを基にして出てくる妄想なんだな、と思う。

 

(了)

 

 

 

 

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