不要不急の外出は控えて、との緊急事態宣言が出されたこのゴールデンウィーク。
去年から断続的にもう1年にもなって、ここへきて飲食店での酒類の提供もなくなり劇場なども閉まり……と、家飲みでテレビを観るくらいしかできない。
それでも、プロ野球観戦が趣味の私、取り敢えずペナントレースが開催され、放送されていることが心の支えになっていた。
今年はひいきチームのロッテがなかなかに強く、いいゲームをしていて見応えがある。ステイホームじゃなくても貼りついていたと思う。
それが……このゴールデンウィークの3連戦、中止になった。
相手の日本ハムというチームにコロナ感染者が出てしまったのである……。
そういえば去年のペナントレース終盤、首位争いをしていた重要な時期に、ロッテも感染者が多く出た。感染していない2軍の選手との大量入れ替えで、どうにか試合中止にはならずに乗り切ったけど、首位は逃すことになってしまった。
あのときも残念だった。今年もしかたない、しかたない、と思いつつ、悲しい……(T_T)。
応援する熱い気持ちや、負けた時の怒り、逆転した際の歓喜。そんなためのエネルギーが余ってしまった……いや、どこにも発散されず蓄積もされずにどっかへ雲散霧消しました。もう何もやる気出ません……。
他のカードは開催されていたので、まあ当面のライバルチームだったり、現在首位のチームだったりの試合を斜め観しながら、よし、これならロッテの順位が上がるぞ、とかそういった観戦の仕方をした。
これ、意外によかった。どのチームにも入れ込んでいないので、そうそう疲れない。
今年のロッテは、試合序盤中盤で僅差のビハインドを追いつけず、観ているこちらの胃が痛くなりイライラが募って、ときにテレビを消してしまったりするような展開が多い。
なのに最後の最後でひっくり返す、などという結末が待っていたりして、何度かその決定的な場面を見逃したりもした。もう短気を起こしてテレビ消すなよ、自分! と何度後悔したことか。
そういう思い入れというか、激しい感情の上下動を伴わない他チーム同士の戦いだと気楽に観ていられたのだった。
純粋にファインプレーや土壇場のタイムリーやホームランのパフォーマンスなどを楽しめた。よくは知らなかった他チームの選手をまじまじ観る機会にもなった。
それはそれで野球の楽しさを深掘りしたことになるのかも。
でも、カードが変わって再びロッテ戦を観られたときは、涙出ました(TДT)。
(了)
↓「暗闇の中で」がお題の新作短編アップしました。11分で読めます!
↓「うそつき」がお題の短編です。14分で読めます!
↓「花ひらく」がお題の短編アップです。10分で読めます。
↓「ありがとう」がお題の短編です。9分で読めます。(注)救いのない話です……
↓「ありがとう」がお題の短編もう1本。9分で読めます。(注)全く救いのない話です。
↓「新しい自分」がお題の長編、連載始めました。過去に書いたものをリメイクしています。






