「お疲れ様でした~。さよならー」
「は?なに帰ろうとしてんの?」
「仕事が終わったから帰るんです」
「だめです」
「いやです」
「帰しません」
「なんでですか」
「お仕置きするからに決まってんだろ」
「や...。離して...ください」
がっしりと手首を掴まれて、帰るにも帰れない。
「もう帰るので...」
「っ...、背中いてぇなぁ...」
突然二宮さんが背中を痛がりだした。
そうだ、鉄板落ちてきたんだもん。
もしかしたら骨にヒビとか...
そしたら二宮さんの仕事に支障が...!
「やっぱり痛みますか!?腫れてるかもしれないんで見せてください!」
「じゃあこっち来てくれる...?」
「はいっ」
と、元気よくお返事をしてみたものの
連れてこられたのは社長専用の仮眠室。

「こんな部屋あったんですか?」
「ん、まぁな。いててて...」
「二宮さん座って。背中見せてください」
「痛くて脱げない...。脱がせて?」

「は、はい...」
ボタンが外れたシャツを二宮さんの腕から抜くと、目に入る体。
白くて、傷一つないきめ細かい肌。
そう。傷一つない...
傷一つ...ない...?
「え?ちょ、二宮さん?ほんとに背中痛みます?」
「んふふ...」
「ぎゃっ!!」
ああ、なぜベッドになんて座らしてしまったんだろう...。
私は広いベット上に簡単に押し倒された。
「背中...嘘だったの!?」
「お前騙されすぎなんだよ」
「最低!帰る!」
「だから、...お仕置きするっつったろ?」
まんまとはめられた...。
「怒ってんの?逆にそそるんだけど、その顔...」