昭和初期の子供たちの楽しみに紙芝居がありました。
『黄金バット』は人気作。『ゲゲゲの鬼太郎』は紙芝居の『墓場奇太郎』が原型と云われています。
紙芝居とは、実は飴屋さんです。
飴を買った子供は最前列の特等席で紙芝居を観ることができます。
買わない子は少し後ろの方で楽しむことになります。
どちらの子供にも紙芝居が共通した記憶として残っているわけです。
さて、飴を買うという行為には紙芝居を最前席で観ることが出来るという『特権』が付いてきます。
大人になるに従い、『特権』に対する価値観がより増してくるようです。
普段は待たされるのが大嫌いな人でも、ラーメン店やライブのチケットの為に何時間でも待ちます。
学校の授業の座席の前列は人気がありませんが、人気講師のセミナーは価格の高い最前列から埋まっていきます。
より魅力的な特権を手に入れるのにはお金かかったり、倍率が高かったりします。
特権とはよりハードルが高いからこそ、価値があるとも言えます。
さて、高額なお金や労力を消耗せずに、特権に近づく方法はないものでしょうか?
飴を買わずに前列で紙芝居を楽しむ方法です。
それには・・・
『人から選ばれる』という方法があります。
例えば人気のライブでも、ボランティアのスタッフとして参加すれば、より近い立場で現場に立ち合うことが出来ます。
高額な海外旅行であっても、通訳等、特殊技能を持っていれば、報酬をもらって参加できます。
自分オリジナルの特権と特等席を用意できるのです。しかも、人に喜んでもらえる席です。
おじさんが自転車の荷台の箱から紙芝居を取り出す。
子供達が帰ってから、箱にしまう。
そして誰も見ていないところで練習する。
お客さんが観られない舞台裏の姿を体験できるのが、本当の特等席の魅力です。
初夏の陽気と共に新緑の眩しい季節となりました。
美しいシーズンをお楽しみ下さい。
遠い日に聞いた詠み人知らずの寓話。
村の翁の長寿のお祝いの日。
家を離れ、遠くで生活してる三人の息子が戻ってくるというので翁は上機嫌だった。
息子たちは久しぶりの故郷と懐かしい我が家の暮らしを満喫しているようだ。
宴の最中、家の前の通りで、商い用の大きな荷車が急に動けなくなった。車輪の具合がおかしくなったらしい。
すると長男が宴の席から通りの荷車へと向かった。持参した道具箱を開け、調子の悪い車輪を慣れた手つきで修理する。
息子の仕事は職人だった。
荷車が再び動き出し、宴が更に佳境に入ると、今度は通りで通行人が急に腹を押さえ、倒れた。急病らしい。
今度は次男が病人へと向かい、手当てをした。息子の仕事は医者だった。
病人の容体が何とか落ち着き、礼を言って立ち去ると、翁はより一層満足そうだった。
息子たちの成長ぶりを誇らしげに感じているようだった。
そのうち、雲行きが怪しくなり、空一面に曇りが覆った。
その時、三番目の息子がぼそりと呟いた。
「立派になった兄上と俺とは大違いだ。出来る事なんてたかが知れている・・・」
そうして木刀を手に庭先へ出る。頭上で木刀を目にも止まらぬ速さで振り回し始めた。
ポツポツと振り出した雨は、急にどしゃ降りに。周りが呼び戻すのも聞かず、いつまでも木刀を振り続ける。
ほどなくどしゃ降りは小雨となり、いつしか止み、青空が戻るまで木刀が止まることはなかった。
三男が剣術修行に出ていたことを、村人たちは思い出した。
「俺に出来るのはこれぐらいだ・・・」
木刀を納め、庭先から戻ってきた三男を見て、皆驚愕の声を挙げた。
その髪や着衣は一切濡れていなかった・・・
遂にゴールデンウィーク到来です。
休暇を懐かしい故郷で過ごす方も多いのではないでしょうか。
再会を楽しみつつ、お元気でお過ごし下さい。
村の翁の長寿のお祝いの日。
家を離れ、遠くで生活してる三人の息子が戻ってくるというので翁は上機嫌だった。
息子たちは久しぶりの故郷と懐かしい我が家の暮らしを満喫しているようだ。
宴の最中、家の前の通りで、商い用の大きな荷車が急に動けなくなった。車輪の具合がおかしくなったらしい。
すると長男が宴の席から通りの荷車へと向かった。持参した道具箱を開け、調子の悪い車輪を慣れた手つきで修理する。
息子の仕事は職人だった。
荷車が再び動き出し、宴が更に佳境に入ると、今度は通りで通行人が急に腹を押さえ、倒れた。急病らしい。
今度は次男が病人へと向かい、手当てをした。息子の仕事は医者だった。
病人の容体が何とか落ち着き、礼を言って立ち去ると、翁はより一層満足そうだった。
息子たちの成長ぶりを誇らしげに感じているようだった。
そのうち、雲行きが怪しくなり、空一面に曇りが覆った。
その時、三番目の息子がぼそりと呟いた。
「立派になった兄上と俺とは大違いだ。出来る事なんてたかが知れている・・・」
そうして木刀を手に庭先へ出る。頭上で木刀を目にも止まらぬ速さで振り回し始めた。
ポツポツと振り出した雨は、急にどしゃ降りに。周りが呼び戻すのも聞かず、いつまでも木刀を振り続ける。
ほどなくどしゃ降りは小雨となり、いつしか止み、青空が戻るまで木刀が止まることはなかった。
三男が剣術修行に出ていたことを、村人たちは思い出した。
「俺に出来るのはこれぐらいだ・・・」
木刀を納め、庭先から戻ってきた三男を見て、皆驚愕の声を挙げた。
その髪や着衣は一切濡れていなかった・・・
遂にゴールデンウィーク到来です。
休暇を懐かしい故郷で過ごす方も多いのではないでしょうか。
再会を楽しみつつ、お元気でお過ごし下さい。
●春の色
春は1年で最もフレッシュな季節です。
春夏秋冬という言葉でもわかるように季節は春からスタートします。
人生を四季になぞらえて、青春、朱夏、白秋、玄冬という言い方もあります。
なぜか青春だけが、使われるわけですが。
フレッシュなイメージとして、よく用いられるのはピンク色です。
緊張をほぐしてリラックスさせる心理的作用から、優しいイメージの色という印象もあるようです。
どことなく春の花の色を思わせます。
ところで春の花の色は国によっても違いがあるようです。
中国で春の花は桃。詩でも花と言えば桃を意味すると言われます。
英語のPinkは元々、撫子(なでしこ)色の意味。他に西洋では薔薇(ばら)色をイメージするようです。
いずれも少し濃いめのピンク色です。
それに対して日本の桜はちょっとくすんだ薄いピンク色です。
日本では原色より少し薄めのくすんだ色が好まれるようです。
紫でも藤色はそんな印象の色ですよね。
薄めの色の方が、より優しく感じられるからでしょうか。
そういえば和服も薄めの落ち着いた感じの色が多いようですね。
そろそろ桜の開花も本番です。週末から見頃になりそうです。
花見も始まりそうですね。
一年で最もフレッシュな季節をお楽しみください。
春は1年で最もフレッシュな季節です。
春夏秋冬という言葉でもわかるように季節は春からスタートします。
人生を四季になぞらえて、青春、朱夏、白秋、玄冬という言い方もあります。
なぜか青春だけが、使われるわけですが。
フレッシュなイメージとして、よく用いられるのはピンク色です。
緊張をほぐしてリラックスさせる心理的作用から、優しいイメージの色という印象もあるようです。
どことなく春の花の色を思わせます。
ところで春の花の色は国によっても違いがあるようです。
中国で春の花は桃。詩でも花と言えば桃を意味すると言われます。
英語のPinkは元々、撫子(なでしこ)色の意味。他に西洋では薔薇(ばら)色をイメージするようです。
いずれも少し濃いめのピンク色です。
それに対して日本の桜はちょっとくすんだ薄いピンク色です。
日本では原色より少し薄めのくすんだ色が好まれるようです。
紫でも藤色はそんな印象の色ですよね。
薄めの色の方が、より優しく感じられるからでしょうか。
そういえば和服も薄めの落ち着いた感じの色が多いようですね。
そろそろ桜の開花も本番です。週末から見頃になりそうです。
花見も始まりそうですね。
一年で最もフレッシュな季節をお楽しみください。


