なぜ元の姿に戻すことが難しいのか?
古い建物を元の形に改修する工事を「ふくげん」という。
一般に『ふくげん作業』と呼ばれるものには二種類ある。
復原 改造や消失により形を変えてしまったものを、完全に元の形に戻す。
または文献により元の図面または根拠があるもの。
復元 失われた建物をかつての形のようにつくること。(推測に基づく要素が多い)
例を挙げれば、東京駅の再開発事業は『復原作業』」だった。
先の大戦の空襲により、丸の内の赤レンガ本駅舎は多くが破壊、損傷。
戦後の復興工事により駅舎は、その姿を変え、復活した。
完全に元の形としなかったのは、出来るだけ早く鉄道を再開するよう、工期を早めるためだったと云われる。
おなじみだった駅舎の木造八角形の屋根は、実は元の形ではなかった。
失われたドーム屋根の代わりに載せられた「応急処置」だったという。
六十年もの間、「応急処置」の状態を保っていたことに、却って驚かされる。
この間、東京駅は新幹線開通という世界的な奇跡の舞台ともなった。
紆余曲折を経て、東京駅は2012年に復原工事を終え、完成した。
元の姿を残す文献、そして再現可能な部材と技術があって実現したこと。
元の図面が焼失していたり、部材調達が困難なため、復原ができない文化財も多いと云われる。
多くは推測を含んだ「復元」にならざるを得ないという。
かつて西岡棟梁は、千三百年前の飛鳥の工人と『話ができた』という。(小川棟梁より)
建立当時の工人の技や技術を理解していた。
先人に自分を合わせられる度量、器を兼ね揃えて初めて、先人の技量を読み取ることができると云われる。
日本文化の神髄を実践していただくため、こんなことを学びたい方へ。
職場で過酷な状況下の中、どの様に仕事に向かっていたのか?
職場での良質な人間関係の作り方はどんな方法だったのか?
リーダーに必要な四つの力とは?
集団は不揃いがいいのはどうしてか?
深い人間関係の作り方とは?
カリスマの叱り方とは?
技を盗めということの真の意味とは?
トップの器とは?
これからの進む道とは?
9月27日(日)19:00~21:00
【小川棟梁講演会】
テーマ:「不揃いの木を組む」
四谷区民ホール
〒160-8581 東京都 新宿区内藤町87
■講演会の詳細と申し込みページ
『日本人よ誇りを取り戻せ』
幕末明治期に始まった日本の近代化。
鎖国という三百年の眠りから目覚め、わずか半世紀で日本は先進国への階段を駆け上がった。
近代化とは西洋文明の吸収と応用そして発展を目指したものだった。
しかし、その成功は日本の伝統技術という土台があってのものだった。
近代化の手始めは官庁、病院、学校の建設。欧化政策の一環として、西洋風建築が採用された。
バルコニーやステンドグラス、彫刻のついた螺旋階段等、構造や内装は一見、西洋館そのもの。
その一方で、漆喰の天井、屋根には一部赤瓦を採用。中庭は和風庭園、外壁の下見板はどこか日本建築を思わせる。
「疑似洋館(疑洋風建築)」と呼ばれる和洋折衷、日本独特の建築物だ。
この施工に当たったのは主に近隣の宮大工だった。
洋風建築の設計思想を棟梁から一般の職人まで、施工者が完璧に理解して初めて完成する偉業だった。
日本の職人の技術が、相当ハイレベルだったことがうかがえる。
明治当初は官庁や学校の建設ラッシュ。宮大工達は次々と新たな疑似洋館に取り組んだ。
全国各地に現存する疑似洋館はその様式も様々。
外観に敢えて和風様式を取り入れたもの現存している。
取り壊された城の瓦を再利用する為、天守閣をモチーフにしたデザインのものだ。
十数年の間に、全国の本当に小さな村まで疑似洋館は建てられた。
また建築の度数を踏むことで、細部に経験による改善が加えられていった。
十年ほど後に建てられた地方郡部の小さな役所には、階段の傾斜に改善がされていると云われる。
昇降がしやすいように、角度をよりなだらかに設計してあるためだ。
江戸幕末の黒船来航。この事件は日本を揺るがした。
しかし、その黒船を自国で生産し、半世紀のうちに世界最強の海軍をつくり上げた。
その原動力のヒントは古来の伝統技術にある。
日本文化の神髄を実践していただくため、こんなことを学びたい方へ。
職場で過酷な状況下の中、どの様に仕事に向かっていたのか?
職場での良質な人間関係の作り方はどんな方法だったのか?
リーダーに必要な四つの力とは?
集団は不揃いがいいのはどうしてか?
深い人間関係の作り方とは?
カリスマの叱り方とは?
技を盗めということの真の意味とは?
トップの器とは?
これからの進む道とは?
9月27日(日)19:00~21:00
【小川棟梁講演会】
テーマ:「不揃いの木を組む」
四谷区民ホール
〒160-8581 東京都 新宿区内藤町87
■講演会の詳細と申し込みページ
http://www.wavelink.jp/ogawamitsuo101/index.html
『日本人よ誇りを取り戻せ』
鎖国という三百年の眠りから目覚め、わずか半世紀で日本は先進国への階段を駆け上がった。
近代化とは西洋文明の吸収と応用そして発展を目指したものだった。
しかし、その成功は日本の伝統技術という土台があってのものだった。
近代化の手始めは官庁、病院、学校の建設。欧化政策の一環として、西洋風建築が採用された。
バルコニーやステンドグラス、彫刻のついた螺旋階段等、構造や内装は一見、西洋館そのもの。
その一方で、漆喰の天井、屋根には一部赤瓦を採用。中庭は和風庭園、外壁の下見板はどこか日本建築を思わせる。
「疑似洋館(疑洋風建築)」と呼ばれる和洋折衷、日本独特の建築物だ。
この施工に当たったのは主に近隣の宮大工だった。
洋風建築の設計思想を棟梁から一般の職人まで、施工者が完璧に理解して初めて完成する偉業だった。
日本の職人の技術が、相当ハイレベルだったことがうかがえる。
明治当初は官庁や学校の建設ラッシュ。宮大工達は次々と新たな疑似洋館に取り組んだ。
全国各地に現存する疑似洋館はその様式も様々。
外観に敢えて和風様式を取り入れたもの現存している。
取り壊された城の瓦を再利用する為、天守閣をモチーフにしたデザインのものだ。
十数年の間に、全国の本当に小さな村まで疑似洋館は建てられた。
また建築の度数を踏むことで、細部に経験による改善が加えられていった。
十年ほど後に建てられた地方郡部の小さな役所には、階段の傾斜に改善がされていると云われる。
昇降がしやすいように、角度をよりなだらかに設計してあるためだ。
江戸幕末の黒船来航。この事件は日本を揺るがした。
しかし、その黒船を自国で生産し、半世紀のうちに世界最強の海軍をつくり上げた。
その原動力のヒントは古来の伝統技術にある。
日本文化の神髄を実践していただくため、こんなことを学びたい方へ。
職場で過酷な状況下の中、どの様に仕事に向かっていたのか?
職場での良質な人間関係の作り方はどんな方法だったのか?
リーダーに必要な四つの力とは?
集団は不揃いがいいのはどうしてか?
深い人間関係の作り方とは?
カリスマの叱り方とは?
技を盗めということの真の意味とは?
トップの器とは?
これからの進む道とは?
9月27日(日)19:00~21:00
【小川棟梁講演会】
テーマ:「不揃いの木を組む」
四谷区民ホール
〒160-8581 東京都 新宿区内藤町87
■講演会の詳細と申し込みページ
http://www.wavelink.jp/ogawamitsuo101/index.html
『日本人よ誇りを取り戻せ』
話題の映画を観てきました。
住まいの近くが舞台で、懐かしい時代のお話なので前から楽しみにしていた作品です。
映画の中に懐かしいアイテムが出てきたので伝えします。カセットテープです。当時は車のオーディオもカセット用。持ち運びにも便利で音楽を録音するのは、必ずカセットテープでした。
かつて『エアチェック』という言葉がありました。若い方には馴染みがないと思います。
ラジオのFM放送等で流れる音楽をカセットテープに録音する行為。(あくまで自分だけで楽しむためですが)
レコードが高額(シングル700円、アルバム2800円)だった時代、FM放送はクリアな音源入手の貴重な機会でした。タイミングを誤って音が切れたり、重なったり。電波状況で雑音が入ったりとアクシデントもつきものでしたが。
不思議なもので何度も聞きなれてくると、そうした雑音も違和感なく耳に入ってくるようになっていました。
使用するテープは主に46分テープ。当時のアルバムは46分収録が標準でした。A面B面各23分ずつに収まるよう、曲の時間が調整されていました。
当時のFMラジオにはリスナーがエアチェックすることが前提の音楽番組もありました。毎回、日替わりでアーティストの曲を10曲ほど登場。『今日はサザンの特集』といった感じで。前半5曲終了後、アナウンサーが説明も兼ねてちょっと雑談をします。リスナーがテープをひっくり返して準備する時間稼ぎという配慮でした。
当時作ったソングコレクションはアーティストも雰囲気も全く違う曲が混在していました。ソングコレクションという自分だけの宝物。雑音も含めて。
ふとそんな懐かしい時代を思い出した日でした。
住まいの近くが舞台で、懐かしい時代のお話なので前から楽しみにしていた作品です。
映画の中に懐かしいアイテムが出てきたので伝えします。カセットテープです。当時は車のオーディオもカセット用。持ち運びにも便利で音楽を録音するのは、必ずカセットテープでした。
かつて『エアチェック』という言葉がありました。若い方には馴染みがないと思います。
ラジオのFM放送等で流れる音楽をカセットテープに録音する行為。(あくまで自分だけで楽しむためですが)
レコードが高額(シングル700円、アルバム2800円)だった時代、FM放送はクリアな音源入手の貴重な機会でした。タイミングを誤って音が切れたり、重なったり。電波状況で雑音が入ったりとアクシデントもつきものでしたが。
不思議なもので何度も聞きなれてくると、そうした雑音も違和感なく耳に入ってくるようになっていました。
使用するテープは主に46分テープ。当時のアルバムは46分収録が標準でした。A面B面各23分ずつに収まるよう、曲の時間が調整されていました。
当時のFMラジオにはリスナーがエアチェックすることが前提の音楽番組もありました。毎回、日替わりでアーティストの曲を10曲ほど登場。『今日はサザンの特集』といった感じで。前半5曲終了後、アナウンサーが説明も兼ねてちょっと雑談をします。リスナーがテープをひっくり返して準備する時間稼ぎという配慮でした。
当時作ったソングコレクションはアーティストも雰囲気も全く違う曲が混在していました。ソングコレクションという自分だけの宝物。雑音も含めて。
ふとそんな懐かしい時代を思い出した日でした。


