医学的には異論もあるようですが、私は一日一食を目指した食生活の修正を行なっています。表紙の写真は、玄米ご飯をお茶漬けにした、私の夜食です。
一日三食の因習に疑問を持ったのは、40代後半の時でした。会社の健康診断でメタボ体型(腹回り85センチメートル以上)を診断されたときに感じた違和感と、「メタボ」対応策の過程で考えたことでした。まず、腹回り85センチメートル以上の定義に、身長が含まれていないのに違和感を持ちました。BMI(ボディー・マス・インデックス)には身長が加味されているからです。私は最近、自分を客観視する感性がどんどん低下しましたが、私の鏡に映る姿では、お腹が出ていません。
40代後半になって、代謝機能が衰えたことや、精神的ストレスをできるだけ回避する習慣を身につけたことにより、エネルギーの消費量がかなり落ちたことを実感していました。身体的な運動量に加え、思考することは多大なエネルギーを消費しますが、生きるための知恵や、社会、会社でのサバイバル術を体得した結果、省エネルギーの方向に思考回路が変化したのだと思います。
最初は減量対策の一環として、朝食を抜くことと、昼食の量を減らすことを行いました。朝食を抜くことには多くの異論があることを承知していますが、私が好んで行なっていたトレッキングやウォーキング中に、朝食を採取したことにより、急激にパフォーマンスが落ちたことを多々経験したこともあり、朝食を取ることが必ずしも、運動前のエネルギー採取のために良いわけではないと考えました(ツッコミどころが満載の考察ですが)。
これはあくまで、私が身体から発せられるメッセージを受け取った結果なのですが、人間の身体はスマートフォン等の電池に近いエネルギーの備蓄システムがあり、それが脂肪なのでしょうが、食物を採取できない時には、脂肪分を使ってエネルギーに変換するシステムがあるので、例えば夜中にフル充電しておけば、一日中食事を摂らなくとも、十分なパフォーマンスが達成できると考えました。この考えは、40代を超えたくらいの身体に限定されるかもしれません。
朝食を抜いても大丈夫だと言う状態になった頃、昼食も徐々に減らしました。従来、昼食はお弁当を作ってもらっていたのですが、メタボ診断を貰った後から、自分でお弁当を作ることになりました。当初は、ほぼ野菜で構成されたおかずとご飯を自作していたのですが、おかずの作り置きが面倒になったので、いつの日か、玄米おにぎりのみとなりました。
人間の身体は適応能力が高いと思います。朝食抜き、昼食を玄米おにぎり1つ、夜は自由な飲食という食事を検証して、今はこのスタイルで進めています。私はまだ、砂糖の麻薬から脱していないので、会社で仕事をしている時糖分が足りないと感じる時には、ジュースや飴を摂取しています。また、アルコールの麻薬からも抜けられないので、カロリー摂取の観点からお目こぼしとしています。
この生活スタイルは、ウィークデイでは有効で、仕事中のアドレナリン全開の状態においては、結局、夜の自由な飲食(暴飲暴食)によりカロリー摂取量がそこそこ稼げるのですが、休日のリラックス状態においては、身体が食物を求めていました。このため、休日の朝に何かの食物を摂った後、連続的に食物を身体が求めていました。過食症に近いものかもしれません。
話はそれますが、私がイスラム圏で仕事をしていた時、イスラム教徒(モスリム)の方が行なっている断食(ラマダン)の習慣を目の当たりにして、強い印象を得ました。ラマダンの詳細については説明を省きますが、日の出から日の入りまで食事を摂らず、宗派によっては水を飲まないことや、唾を飲み込むこともないようですが、日没後は食事を大量に摂るそうです。定かではないですが、ラマダン中に太る方は多いようでした。私は諸々の宗教に関し明るくはないのですが、仕事に必要な知識としてイスラム教を学習する中で、ラマダンのことが頭から離れなかったのだと思います。
さて、大幅に話がそれましたので、玄米食やコメについての考えを書きたいと思います。玄米は、最初に炊き上げた時の、なんとも言えない香りに戸惑った記憶が残っているのですが、今となってはこの香りで玄米の質を判定するようになりました。私の基準として、炊き上げた後の玄米が、新品の畳のような香り(井草の新鮮な香り)がするのが、最上級の玄米だと考えるようになりました。そして、栄養学的な知識がないので玄米が含む栄養素について説明できませんが、おそらく玄米には、人間が生活する上で必要な栄養素は備えていると思います(個人的な感想として)。また、香りの素が、栄養素の素かなと考えました。
また、日本人にとっては、やはりコメが合うのではと思いました。パンやパスタ(あるいはビール?)などの麦由来の食物より、コメこそが、日本人の体質にあった食物だと思いました。また、Googleマップの投稿を行うときに時々聞かれる「グルテンフリー」の食材を考えた時、コメもグルテンフリー食だそうです。私は残念なことに、周囲の人々が患う「花粉症」に一度もかかったことがないのですが、アレルギー体質と食事の関係は多大にあると思います。
「花粉症」を書くと話がまた脱線しますが、「花粉症」の原因物は花粉のみならず、人体に有害な化学物質を運ぶナノマテリアル(10のマイナス6乗メートルという物凄く小さい直径を持つ粒子状の物質)は、たくさんあると思います。最近あまり、飛行機雲を見ませんが、空から大量にナノマテリアルを散布したら、アレルギー物質を広範囲に散布することは可能と思います。
またここから話が脱線しますが、人間の身体にはフィルター機能があり、外気の有害物質が身体に入ることを未然に防ぐ機能があります。それは「鼻毛」です。以前、某国で仕事をしていた時、現地スタッフの鼻毛が立派に生えていたことと、当時の某国はバイクが大量に走り、自動車化が促進されたことから、排気ガスが大量に発生しており、隣国で行われる焼畑農業の煙が降り注いだこともあり、某国の人々は、塵埃を吸い込むリスクが高い状況だったと思います。鼻毛は、呼吸時において塵埃を補足する機能があり、有害物質をとらえたものを、塊にして排泄する機能があります。
もう一度話を戻しますと、玄米には完全栄養食としてのポテンシャルがあり、玄米のみで生活していても、健康に生活できるのではと考え、食の実践を行っています。玄米の栄養、栄養学で掬いきれないような栄養についての考察は、別に書きたいと思います。そしてもっと言うと、玄米に加え、アワやヒエなどのいわゆる雑穀を食べることで、必須栄養素を補完することができるのかもしれないと考え、文献によらない食事の実践を行いたいと思いました。
ちなみに、玄米を炊く時には、1.5合に対し、手のひらに乗せた時1センチ弱の円になる程度の食塩を加えています。これで、玄米に足りていないミネラル分を補完しかつ、玄米をふっくら炊けるノウハウなのかと考えています。玄米を炊くとき、硬くなってしまうとお嘆きの方には、お試しいただきたいと思います。塩分摂取に関する医学的常識と、私の実体験については、別の項で書きたいと思います。