ついに昨日、さよなら私のクラマーが放送されましたね。
6月には映画も封切りです。
女子サッカーがついにテレビアニメ、映画化ですが、なでしこジャパンのW杯優勝から10年経っている現在
女子サッカーは独自の文化になっているように思います。
男子サッカーの女子バージョンではなく、女子サッカーというカテゴリーがしっかりと出来ていて
女子サッカーに取り組む少女たちも、サッカーは男子のものという観念がないです。
クラマーと言えばデットマール・クラマー。
クラマーの顔を知らない方のために貼っときます。
私が少年時代に見たクラマーはすでにドイツに戻り、バイエルン・ミュンヘンを世界一のチームにしていた。
あのベッケンバウアーをドイツ代表に起用したのもクラマーだと言われています。
クラマーは名言を残しています。
サッカーは子どもを大人にし、大人を紳士にする。
これです。
名将は言葉の魔術師なのでしょうか。
オシム氏も数々の名言を残していますが。
クラマーは日本に来て、インサイドキック、インステップキックを教えたり、リフティングを教えたりしたのですが
その当時は日本サッカーの基礎はほとんど出来ておらず、軸足を蹴る方向に向ける、インサイドは90度に足を開くという
今は原始的な指導方法をとるしかなかったとか。
その当時の指導方法は、現代の50代のコーチの子供の頃も用いられていて、その指導方法が
現代の子供たちにも受け継がれているかもしれません。
指導方法はどんどん新しくなっていきますが、基礎は一緒です。
今は、軸足よりも蹴り足を重点的に指導することが主流ですね。
中学生の頃、穴が開くほど呼んだクラマーの本。どこ行ったかな-。
また読みたいな。
ところで、アニメの「さよなら私のクラマー」ですけど、さわやかですよね。
そして、驚いたのがフェイントの描写の素晴らしさです。
キャラクターも多彩な個性が満載。
女子だけでなく男子ウケも。
中学女子サッカー選手は高校女子サッカーを見据えているでしょうね。
こちらの記事も読まれています。
全国のサッカー少年・少女はこんな練習をしている!